谷口 陽太

サエラ薬局 薬剤師

PROFILE

谷口 陽太さん

薬学部2021年卒/大阪府立富田林高等学校出身。在学中は授業と自習に積極的に取り組み、何よりも基礎を大切にしてきた。現在は調剤薬局チェーンサエラ薬局に勤務。周囲から信頼される薬剤師になれるよう日々経験を積んでいる。

徹底した基礎学習が
ストレート合格の土台になった。

1 講義内容はその日のうちに復習。反復学習で知識が定着していく。

私がストレート合格できた一番の理由は、基礎を徹底的に固められたからだと思います。入学当初は勉強についていけるか不安でしたが、低学年のうちに基礎の土台を作ることができたので、学年が上がるにつれて着実に力がついていきました。特に印象に残っているのは、2年次の「基礎薬理学」や「薬理学A」の講義終了後に担当教授が配布してくださったレジュメ。その日の講義内容をもとにしたマルバツ問題が載っていて、知識の定着に大いに役立ちました。

2 同期や後輩の学習サポートを通して自分自身も成長することができた。

親身になってくださる先生方はもちろん、同じ目標をもつ仲間の存在も励みになりました。空き時間や放課後に一緒に自習する仲間がいたからこそ、6年間努力を続けることができたと感じています。また、SAセミナーで同期の仲間と後輩の学習をサポートしたことも良い経験になりました。教えることが好きな私にとってやりがいがありましたし、自分自身の理解度や課題を整理することもできました。大学での経験を生かし、将来的には子どもたちに薬の正しい知識を伝えられる学校薬剤師の仕事にも取り組みたいです。

ここが僕たちを強くした 学びの特色

1. 基礎の反復学習
入学後はまず化学・生物・物理・数学など高校で学んだ内容も含めて再確認、その後の大学教育につなげます。2年次からは、半年前に学んだ内容の振り返り演習など、反復学習によって薬学の基礎を定着させていきます。年次に応じて基礎から応用、実務実習へと段階的に専門知識・技術を身につけられるので、無理なくステップアップしていくことが可能です。
2. SAセミナー
5、6年次の学生有志スタッフ(SA:Student Assistant)が1〜4年次の後輩学生の学習をサポートするマンツーマン形式のセミナー。学生視点で指導を行うのでわかりやすく、苦手科目の克服に役立てられます。また、SAとして指導にあたる先輩学生も教えることで自身の学びを振り返り、復習することができます。
三家本 武成

マツモトキヨシ 薬剤師

PROFILE

三家本 武成さん

薬学部2018年卒/大阪府立河南高等学校出身。幼い頃に薬を服用する機会があり興味をもち薬学部へ。患者さんの生活を近くでサポートできる薬剤師を目指し、卒業後はマツモトキヨシに就職。調剤だけではなく、店舗運営のスキルも磨いている。

自分の目標を見つけ
努力できる環境が魅力。

3 早期に現場を体験できたことで、目指す薬剤師像が明確に。

薬学部には様々な進路がありますが、私の将来の目標が定まったのは、1年次の早期臨床体験がきっかけです。薬局と介護施設を訪問し、現場の薬剤師がいかに薬の管理に気を配っているか、患者さんとどのように接しているかを学ぶことができました。それまで漠然としていた業務のイメージが明確になったことで、薬剤師を目指すモチベーションが高まったように思います。成績が伸び悩んだ時には、外部講師による補講や薬学教育支援・開発センターでの補習に取り組み、苦手の克服に努めました。

4 仲間や先生、アットホームな校風が大学生活を豊かにしてくれた。

私にとって何より力になったのは、切磋琢磨できる仲間と手厚くサポートしてくださる先生方の存在。入学前は大学に馴染めるか不安でしたが、フレッシュマンキャンプで仲間や先生と打ち解け、大学生活を楽しむことができました。また研究室の先生方には、勉強に加え実験や論文執筆、発表のノウハウをきめ細かく 指導いただき、大変お世話になりました。大学が居心地の良い環境だったからこそ、勉強が苦にならず、ストレート合格につながったのではないかと感謝しています。

ここが僕たちを強くした 学びの特色

3. 早期臨床体験
1年次で実施する早期臨床体験では、病院や薬局、製薬企業などの現場を少人数のグループに分かれて訪問。薬剤師が果たす役割や社会人となる心構えを直接見て学び、体験します。入学後早期から現場を体験することによって、将来目指す薬剤師像が明確になり、学習意欲も高まります。
4. 薬学教育支援・開発センター
薬剤師を目指す学生のための場として特徴的なのが「薬学教育支援・開発センター」。リメディアル教育から国家試験対策まで学生の学修を広くサポートします。通常の授業内容を補完する「センター講座」、楽しみながら学べる「構造式かるた大会」、朝の空き時間に学ぶ「朝活」などを開催しています。また、センターの教室は学生が自由に利用することが可能で、グループでともに学び、教え合う姿がよく見られます。

教員コラム

教員コラム

制度だけでなく、自主的に勉強しやすい
環境づくりを心がけています。

勉強とは、[覚える]ことではなく[理解する]ことです。「理解できたか」の分かりやすい目安は「人に説明できるか」どうかです。ここ薬学部では広い廊下のテーブルやセンターの教室で学生が集まって勉強している姿をよく見かけます。互いに教えたり教えられたり、時に教員もその輪に加わったり。このように、大阪大谷大学では仲間同士が相互の力となり、共に力をつけていく風土があります。学生の皆さんは学力だけでなく人生の宝である[真の仲間]も得ています。

勉強とは、[覚える]ことではなく[理解する]ことです。「理解できたか」の分かりやすい目安は「人に説明できるか」どうかです。ここ薬学部では広い廊下のテーブルやセンターの教室で学生が集まって勉強している姿をよく見かけます。互いに教えたり教えられたり、時に教員もその輪に加わったり。このように、大阪大谷大学では仲間同士が相互の力となり、共に力をつけていく風土があります。学生の皆さんは学力だけでなく人生の宝である[真の仲間]も得ています。