ごあいさつ

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大谷学園 理事長 左藤 一義大谷学園 理事長
左藤 一義

さらなる教育体制の充実を目指して邁進していきます。

大阪大谷大学は昭和41(1966) 年、富田林市錦織志学台の地に文学部国文学科及び英文学科の1学部2学科からなる「大谷女子大学」として開学いたしました。その後、昭和44(1969) 年の「大谷幼稚園」の開園に合わせて翌45(1970) 年に幼児教育学科(現在の「教育学部」)を設置し、さらに昭和50(1975) 年より順次大学院を開設するなど幾多の変遷を経て、平成18(2006)年に初めての理科系学部である「薬学部」を開設し、人文・社会・自然科学にまたがる総合大学へと発展してまいりました。平成24年に人間社会学部にスポーツ健康学科を新設し、現在次の4学部6学科の構成となっております。内容は、文学部日本語日本文学科・歴史文化学科、教育学部教育学科、人間社会学部人間社会学科・スポーツ健康学科、薬学部薬学科です。

周知のように、21世紀は国際化・情報化とともに「男女共同参画社会」が一層進展すると思われます。このような社会の変化に対応すべく、薬学部の開設に呼応して平成18年度より男女共学制に移行し、大学名も大阪大谷大学に改めました。「報恩感謝」という建学の精神を継承しつつ、男女共学の中での新しい大学教育のあり方を築き上げなければなりません。そのさい、例えば釈尊の説法が「対機説法」「応病与薬」と言われ、『仏説阿弥陀経』にも「青色青光、黄色黄光、・・・」とあるように、男女の違いを認めあい、それぞれの性格や能力なども十分勘案した教育が何よりも肝要だと考えております。

また、本学では教員志望者が相当数いる現状を踏まえ「教職教育センター」を設置して教職希望者を支援し、薬剤師国家試験での合格者数を向上させるべく「薬学教育支援開発センター」を立ち上げるなど、資格取得から就職までの支援体制を充実させて来ました。こうした支援体制については、今後就職だけに限らず、日ごろの学生生活や学修に至る、あらゆる場面で必要となることでしょう。本学は、これら学生の支援体制の一層の充実を図ってまいります。

高い志をもって入学してくれた学生さんたちが、充実した学生生活を送り、高い満足度を感じて卒業してくれることが我々大阪大谷大学の使命と考え、さらなる教育体制の充実を目指して邁進していく所存です。皆様方の一層のご理解とご支援のほどをお願い申し上げ、ご挨拶といたします。

大谷学園 理事長 左藤 一義