幼児教育学科 1986年卒業佐藤 圭子[さとう けいこ](大阪民主新報編集長 / ケイ・シュガー[シンガー・ソングライター])

大阪大谷大学(大谷女子大学)でどんな学生時代を過ごされましたか?印象的だったことをエピソードとしてご紹介ください。

部活と学生自治会に没頭した日々。

大学時代は陸上部に所属。いつもジャージ姿で、夏は真っ黒に日焼け。部活以外でも学生自治会で活動し、「在学生アンケート」をもとに学生食堂の改善などに取り組む…。そんな、充実した学生時代を送っていました。学業では、与謝野晶子研究家の入江春行先生のお話が聞きたくて、国文学科の講義を聞きに行ったことも。

後に新聞記者になった際には先生に執筆いただき、単行本にもなりました。大阪大谷に入学していなかったら、実現していない企画だったと思います。

現在、取組まれていらっしゃることは何ですか?どんなことに興味関心をお持ちかなど、〈今〉についてお話しください。

人生の転機となったホノルルマラソン。

今は、大阪で地方紙の記者をしながら、自分で作曲したピアノの弾き語りをする日々。仕事や音楽活動で海外へ行くことも多いのですが、一番の思い出は、陸上部の仲間や恩師と一緒に参加したホノルルマラソン。雄大な自然のなか、あたたかく沿道から励ましてくれた人々…。おおらかに生きること、海外から日本を見ることの大切さを実感しました。

これからも、ペンと音楽で自分にできることを発信したい。年を取ってもワクワクしていたいなと思っています。

大学創立50周年メッセージ ~ 母校、そして、後輩たちへ ~

大学での学び、経験、すべてが力になる。

個性豊かな先生、何でも語り合える仲間とともに過ごした4年間は、私にとっては一生の宝物。大学で学んだこと、体験したことは必ず後に生きていきます。学生時代に苦労を共にした仲間は、かけがえのない生涯の友になります。今は、何でもインターネットですぐに答えが出る時代。氾濫する情報を鵜呑みにせず、読み解く力を育ててください。そのためにたくさんの本を読み、仲間や先生と語り合ってほしいと思います。

本学のますますの発展を願っています。