英文学科 1997年卒業秋吉 英美[あきよし えみ](フリーアナウンサー)

大阪大谷大学(大谷女子大学)でどんな学生時代を過ごされましたか?印象的だったことをエピソードとしてご紹介ください。

困難の度に支えられた恩師の一言。

学生時代、私のゼミの担当教員は森井哲二先生。普段は大変物静かな方でしたが、私と友人が進路で悩んで相談にうかがうと、熱い口調でおっしゃるのです。「君たちが今直面している壁は、人生においてはそんな高いものじゃない。大丈夫!」と。その言葉に、私はその後の人生でどれだけ励まされてきたことか…。

今でも、困難にぶつかったときには「長い人生においては通過点だ!」と思うことができ、大きな心の支えになっていると思います。

現在、取組まれていらっしゃることは何ですか?どんなことに興味関心をお持ちかなど、〈今〉についてお話しください。

仕事に活かされている学生時代の経験。

卒業後はタレントとして活動。「おはようパーソナリティ道上洋三です」(abcラジオ)の9代目アシスタントも務めました。現在は、仲間と立ち上げたタレント事務所で主にマネージャーとして会社を支えています。大学では、学内外の活動を通してさまざまな人と関わることができました。その経験は、信頼関係で成り立つ業界で大いに役立っていると感じます。

これからは、事務所の後輩がメディアで活躍してくれることを願い、しっかりサポートしていきたいです。

大学創立50周年メッセージ ~ 母校、そして、後輩たちへ ~

50周年を迎えた大谷の卒業生として。

大学創立50年の歴史に、自分の大切な思い出が刻まれている…。そのことは、私にとって大変光栄なことだと感じます。その感謝の気持ちを持ちつづけ、大阪大谷の卒業生の名に恥じないよう、これからも頑張っていきたいと思っています。大学時代は、社会に出る前の貴重な時間。振り返れば、一番自由な4年間だったのではないでしょうか。

大学の後輩の皆さんには、この時期を目一杯に利用し、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。