STEAM教育と「カリキュラム・マネジメント」領域の主な活動

STEAM教育と「カリキュラム・マネジメント」領域の主な活動

2020(令和2)年4月より小学校で完全実施される平成29年度版学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」の実現にあたって、「主体的・対話的で深い学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)」とともに、「カリキュラム・マネジメント」の重要性が謳われています。
文部科学省は、カリキュラム・マネジメントの重要性について、次のように述べています。

特に、今回の改訂が目指す理念を実現するためには、教育課程全体を通した取組を通じて、教科横断的な視点から教育活動の改善を行っていくことや、学校全体としての取組を通じて、教科等や学年を越えた組織運営の改善を行っていくことが求められており、各学校が編成する教育課程を核に、どのように教育活動や組織運営などの学校の全体的な在り方を改善していくのかが重要な鍵となる。
(文部科学省「学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策 〔https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/attach/1364319.htm〕」より)

STEAM Labでは、さまざまな主体間の「つながり」を意識した教育課程の工夫・改善を「カリキュラム・マネジメント」と捉え、次のような側面から実践研究を行っています。

  1. 教科間・領域間の「つながり」:教科横断的な授業づくりなど
  2. 学年間・学校段階間の「つながり」:保幼小連携、小中連携など
  3. 教育課程内外の「つながり」:日常生活との関連性や休み時間・放課後、部活動との接続性など
  4. PDCAサイクル間の「つながり」:根拠やデータに基づく授業改善など
  5. 学校組織内外の「つながり」:地域との人的・物的連携、外部の専門家との連携など

このような横断的・総合的な学習を行うのがSTEAM教育の大きな役割です。エビデンスを担保するための根拠やデータを導くための「数理・データサイエンス教育」など、さまざまな主体間の「つながり」の実現のために、具体的事例に即した研究・教育・実践を展開しています。