薬学教育支援・開発センター

概要

最近の薬剤師国家試験の傾向として、大学で学んだ知識を医療現場で使いこなすため、知識だけではなく、考える力が重視されるようになりました。このため、従来のような直前の試験対策では不十分となり、低学年からの学習習慣の確立や、基礎学力の習熟が大切になっています。そこで薬学部には、教育体制を強化させるため、薬学教育支援・開発センターが設置されています。本センターでは、学生たちに学びの力が身につくよう、各科目の質問や学習相談に応じています。それ以外にも、①1回生を対象に開講されるリメディアル教育(大学教育を受けるにあたり、不足している基礎学力を補うための教育)の統括、②授業を補完するセンター講座の開催、③5・6回生の有志スタッフ(Student Assistant:SA)によるマンツーマン形式の低学年向け学習指導セミナー(SAセミナー)の運営、④問題解決能力養成のための教育方法の開発や、成績データ分析に基づいた効率的で効果的な学習プログラムの立案等を行います。薬剤師として活躍する夢の実現には、皆さん自身の自覚と努力が必要であることはもちろん、本センターでは皆さんの学習をさまざまな方面からサポートし、皆さんと共に目標に向かって歩んでいきます。

実施・サポート内容

薬学教育支援・開発センターでは、これまで行ってきた薬学教育や国家試験対策につながる学習サポートを行い、薬学部での学習をきめ細かくサポートします。また、セミナー及び自習室用の教室も併設されています。

  • 低学年におけるリメディアル教育
  • 授業を補完するセンター講座
  • 質問応対と学習相談
  • 共用試験や国家試験の教材の提供
  • 成績のデータベース化と分析
  • 問題解決能力養成のための教育方法の開発や学習プログラムの立案

また、上級生の有志スタッフ(SA: Student Assistant)が後輩学生の学習をサポートするSAセミナーも実施しています。