歴史文化学科

特色・コース紹介

歴史文化学科とは

歴史文化学科では、歴史的な視点から現在や未来における人間・社会について考える力を養います。また、古文書調査や美術品調査、古墳などの遺跡調査に参加する機会が豊富にあり、五感を通じて専門的な知識を学ぶ環境が整っています。

歴史文化学科には、歴史文化を学ぶ中心となる5つの基幹コース(日本史学コース、文化史学コース、日本美術史学コース、西洋美術史学コース、考古学コース)と選択コース(博物館・美術館コース、社会科教育コース、歴史観光コース)があります。

カリキュラムの特長の1つは、少人数制教育です。1・2回生の基礎ゼミから、3・4回生のゼミナールまで徹底した少人数制の一貫教育を施し、学生みずからが興味のあるテーマを選択し、継続して勉強できる体制を整えています。もう1つは、実習科目の充実です。1回生には必修科目として歴史文化フィールドワークがあり、2回生から履修できる科目として歴史学実習・美術史学実習・考古学実習があります。これにより、ホンモノの文化財を前にして教員から直接指導を受けることができます。

学科の入学定員は50名ですが、これをサポートする専任教員は9名おり、勉学の指導や学生生活の助言にも万全を期しています。

充実したカリキュラムの他にも、本学には博物館があり、1983年に博物館相当施設の認定を受けました。博物館には5,500点を超える国内外の考古・民族資料や地域の古文書が収蔵されており、学生の知的好奇心を広げるまたとない場となっています。

卒業後の資格としては、中学校教諭一種免許(社会)・高等学校教諭一種免許(地理歴史)・博物館学芸員資格・司書資格・学校図書館司書教諭資格・社会教育主事任用資格・社会福祉主事任用資格を選択して取得することができます。

なお、学外で行われるフィールドワーク、古文書・仏像・遺跡などの調査については、その都度大学ホームページで紹介しますので、是非ともご覧ください。

特色

日本史についてもっと深く学ぶことができます

歴史文化学科には、各時代・各分野を専門とする教員9名が所属しています。とくに日本の歴史について、高校の日本史よりも広く深く学びます。

大阪の歴史や文化について深く知ることができます

本学の立地する「南河内地域」は、数多くの史跡や遺跡の宝庫です。こうした環境を活かして、大阪の歴史や文化について深く学びます。

博物館の実物資料について学べます

大阪大谷大学博物館には「南河内地域」を中心とした各地の文献資料・美術資料・考古資料・民俗資料が多数所蔵されています。実物資料を通して歴史や文化を深く学びます。

古文書が読めるようになります

古文書の授業や実習を通して、江戸時代のくずし字を基礎から学びます。

仏像の見方を学べます

日本美術史の授業や実習を通して、仏像の時代的特徴や制作技術などについて学びます。

西洋絵画の見方を学べます

西洋美術史の授業を通して、西洋絵画の歴史や時代的特徴、制作技術などについて学びます。

古墳や遺跡について学べます

発掘調査や測量調査、出土品の調査を通して、原始・古代の人々の生活について学びます。

コース紹介

歴史文化学科では、過去の歴史や文化をより広く深く理解するために、日本史学・文化史学・日本美術史学・西洋美術史学・考古学からなる5つの基幹コースを横断的に学ぶことができます。これに加えて選択コースの、博物館・美術館コース、社会科教育コース、歴史観光コースの3コースを組み合わせて学ぶことができます。

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