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教育学部 教育学科 荒井 洋樹 講師が【第53回早稲田大学国文学会(窪田空穂)賞】を受賞

お知らせ

早稲田大学国文学会賞(窪田空穂賞)を受賞する快挙を成し遂げた荒井先生。学長報告した際に受賞についてのコメントをいただきました。

このたび、第53回早稲田大学国文学会(窪田空穂)賞を受賞することになりました。若手研究者の登竜門となる賞で、歴代受賞者も錚々たる顔ぶれです。その末席に連なることとなり、たいへんうれしく、光栄に思います。
受賞題目は「十世紀和歌成立史の研究」で、次の二本の論文を対象としたものです。
「子日行事と和歌」(『中古文学』106号 2020年11月)
「賀茂臨時祭と和歌」(『和歌文学研究』121号 2020年12月)
いずれも和歌と年中行事の関係を論じたものです。従来、和歌に詠む題材は、それが和歌に詠むのにふさわしいものだったから歌題となったのだ、と漠然と理解されていました。この研究では、題材の選択が当時の政治的背景と不可分に結びついており、和歌に詠むべきものであるかどうかは、それ以降に積み重ねられた詠歌史によって左右されるものであることを確かめ、従来の考え方を改めるものとなっています。
 今後は受賞者にふさわしい業績を積み重ねることを期待されることになります。少しでもよい著作を世に送り出せるよう、研鑽を積んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。