人間社会学会 第22回年次大会を2月7日（金）に開催しました。今年度末で退職される、人間社会学部長 農野寛治先生のご講演では、これまで先生ご自身が歩んでこられた福祉現場や教育・研究現場の軌跡を貴重な写真スライドを交えて紹介していただきました。また、児童・家庭福祉の現場に求められている今日的課題を次世代の担い手である学生諸君に熱く問いかけ、会場全体に染み入るように優しく語っていただきました。
前半の＜社会研究実習・グローバル社会体験報告＞では、「学童保育施設ぼちぼち」「障害者支援施設・梅の里ホーム」「カンボジア・スタディツアー」で実習した2・3回生4名が、今年度の実習の内容や学外での学びにより得た知見を発表しました。年次大会後半の＜卒業研究発表＞では、各コース（心理、社会福祉、経営情報）から4回生3名が、卒業研究の成果を発表しました。各パートともに学年やコースの所属を超えて活発な質疑応答で白熱した会場となり、各自が次につながる有意義な発表・交流の機会となりました。次年度も実りある活動になることを期待します。