薬学部衛生・微生物学講座5年生の坂崎美都季さんが、2025年12月11-12日に開催された第8回環境DNA学会（山口大会）において、ポスター発表の優秀発表賞（学生部門）を受賞しました。

発表題目：
Potential of environmental DNA metabarcoding using aerosol samples for biodiversity monitoring
Mizuki Sakazaki, Masashi Wada, Fumikazu Ikemori, Masao Nasu, Kimiko Uchii

本発表では、エアロゾル試料から抽出した核酸を用いて、鳥類および哺乳類のメタバーコーディングを実践した結果を報告しました。大気汚染物質モニタリングのために採取された試料を、環境DNA分析を用いた生物モニタリングに転用できる可能性を示した点で、将来の効率的な生物多様性評価法の確立に向けた基礎的成果と位置付けられます。

ポスター前での質疑の様子。多くの方に質問にお越しいただきました。

※内井 喜美子　薬学部准教授のプロフィールはこちら＞＞＞