文学部 地域連携センター
歴史文化学科では毎年夏休みに古文書調査を実施しています。古文書は過去の歴史を知る貴重な手がかりですが、とくに江戸時代以降の古文書は日本中に膨大な量が残されており、未調査史料も少なくありません。昨年度より松原市教育委員会のご依頼に基づき、市内の古文書を調査しています。
今年は8月7日~8日の2日間、学生有志の皆さんに協力いただき、古文書のくずし字を読み取り、1点ずつ史料情報を記入する作業(目録作成)を中心に行いました。なかなか普段実物の史料を取り扱うことはありません。貴重な古文書史料を実際に手に取ってみる、またとない機会となりました。
整理作業を始めると、近世の村方帳簿や日露戦争期の従軍日誌など興味深い史料がたくさん出てきました。まだまだ知られていない情報が多く、今後の活用が期待できそうです。
最後になりましたが、貴重な機会を頂戴した松原市教育委員会の皆様に厚く御礼申し上げます。
※松原市教育委員会ホームページで今回の活動が紹介されています。ぜひご覧ください。
→リンク先:松原市教育委員会ホームページ