【歴史文化学科】「歴史文化フィールドワーク」(学外授業)で京都市京セラ美術館と京都国立近代美術館に行ってきました。6/28(土)

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2025.06.30

文学部 

【歴史文化学科】「歴史文化フィールドワーク」(学外授業)で京都市京セラ美術館と京都国立近代美術館に行ってきました。6/28(土)

歴史文化学科では、1回生の必修科目として、学外での「歴史文化フィールドワーク」を実施しています。6月28日(土)は、今年度3回目のフィールドワークとして京都市にある美術館を訪れました。

まず、京都市京セラ美術館で展覧会「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」を見学しました。

この展覧会では、絵画をどのように見ると楽しめるか?という観点から、サンディエゴ美術館と国立西洋美術館所蔵の作品が展示されています。

まず、講演室で学芸員の大熊夏実さんから解説をうかがいました。ルネサンスから19世紀に至る西洋美術の歴史を踏まえながら、展覧会を鑑賞するためのヒントを詳しく教えていただきました。

会場では、それぞれの作品の大きさや色遣い、細部の表現などをゆっくりと見ることができました。実物を観察してみて初めて気づくことも多かったのではないでしょうか。


午後は、京都国立近代美術館で「〈若きポーランド〉-色彩と魂の詩 1890-1918」展を見学しました。

複雑な歴史を持つポーランドですが、この展覧会では独立前のポーランド美術の活発な動きを照らしています。学生は、この地域の独特の文化ばかりでなく、日本の影響が認められる作品が多くある点にも驚きつつ観察していました。

今回の「歴史文化フィールドワーク」は、実物を観察することの重要性を実感する貴重な機会となりました。美術作品だけでなく、その背後にある歴史や文化についても多くの発見があったのではないでしょうか。最後になりましたが、京都市京セラ美術館と京都国立近代美術館の関係各位に心からの御礼を申し上げます。

(文責I)