人と社会の
最前線で学ぶ
新しく生まれ変わる人間社会学部では、これからの
社会で求められる幅広い領域をカバー。
3学科8コースの学びと、大学と社会を
キャンパスにして学ぶ実践教育で、
夢を見つけ実現するチカラが身につきます。
人間社会学科
- 経営コース
- データサイエンスコース
- 現代社会コース
迷っていい。
幅広い学びで
将来を見つけよう!
3つのコースの科目を横断的に選択して学ぶことで、社会で役立つ幅広い知識を身につけることが可能。簿記やICT資格の授業も数多く提供し、資格取得を強力にバックアップします。また、実社会での出来事を想定したグループワークやディスカッションから、実際に社会に出て課題解決に挑戦する授業まで、社会をリアルに体験できる授業を豊富に用意しています。
市民団体の活動にふれ、
教師をめざす自分の
新たな可能性を発見!
大学近隣市の市民団体の方々に活動状況について、コロナ禍だったのでオンラインで聞き取り調査を行いました。ICTを学び、使いこなしている高齢メンバーの方や、公民館での学童指導といった活動内容にふれ、「学校以外にも、市民同士で教え合い、学び合える場がある」と気づき、「教師をめざして自分がいま学んでいることが、こうした活動でも生かせるのでは?」と、将来の可能性の広がりを実感しました。その後、調査結果を市長の前でプレゼンしました。
監査法人 会計士
大学での学びを基盤に
公認会計士試験に合格。
- 森坂 りおさん
- EY新日本有限責任監査法人 勤務
- 2017年3月卒業
- 大阪府立阿倍野高校出身
大学入学時は心理学に関心がありましたが、人間社会学科での幅広い学びのなかで簿記や経営を「面白い!」と感じ、経営情報コース(現在は「経営コース」)へ。富田林商工会に自分たちの企画を提案する実習など、実践的な学びが楽しかったですね。3年次には日商簿記検定2級に合格し、「将来は税理士に」と考えるように。卒業後はアパレル企業で働きながら税理士試験への挑戦をめざしましたが、仕事との両立が難しく、迷った結果、退職して資格試験専念を決意。さらに考えを突き詰め、「より難易度が高い公認会計士に」と目標を改めました。受験勉強は楽ではありませんでしたが、試験科目の一部は大学でも学んだのでスムーズに進められました。そして一昨年、この難関試験に合格し、監査法人に就職。実務経験と修了考査を経て公認会計士となった後は、多くの経営者と向き合う仕事を通して「経営視点」を養い、「いずれは自分でアパレル企業を立ち上げる」という夢につなげたいと思います。
心理・福祉学科
- 心理コース
- 社会福祉コース
“ダブルのちから”で
人と社会をつなぐ
心理や福祉の専門知識はもちろん、社会科学や情報学など、社会で役立つ多彩な知識を身につけます。豊富に用意された現場体験では実践力を身につけるとともに、将来の目標を定める機会に。公認心理師と社会福祉士のダブルライセンスを目指すことも可能です。
教科書だけでは
理解しきれない
リアリティを体感!
地域の子どもが集まる児童館での実習に参加。職員さんが子どもたちを「静かにしなさい」と叱るのでなく、「○○ちゃんは静かにして偉いね」とできる子を褒め、他の子の褒められたい気持ちを刺激して行動を変えていくといった関わり方を見て、感心しました。教科書だけで理解しきれなかったことを、体験を通して納得。さらに学びを重ねて公認心理師の資格を取り、将来は子どもたちを支える仕事に就きたいです。
大学院 修士課程
実習を通して気づいた、
私が本当に進みたい道。
- 梅本 采伽さん
- 奈良大学大学院 社会学研究科 臨床心理学コース 修士課程1年生
- 2022年3月卒業
- 奈良県立桜井高校出身
占いや心理テストが好きで人の心に興味を持ち、何となく学び始めた心理学。大学で学問として突き詰めるなかでその奥深さに驚き、生まれて初めて勉強を「面白い!」と思うようになりました。それでも最初は一般企業への就職を考えていたのですが、4年生の時の適応指導教室での実習が大きな転機に。これまで学んできた心理学の知識を活かしながら、不登校の子どもたちと実際にふれあい、子どもたちが少しずつ心を開いてくれるといった変化を肌で感じて、「私が本当にやりたかった仕事はこれだ!」と気づけたのです。何より、自分の知識が子どもたちのために役立つと現場での体験から理解できたのがうれしかったですね。「もっと知識を深め、公認心理師の資格を取得しよう」と、私は大学院進学を決意。大学で受験対策サポートも受けて合格を果たし、今は奈良大学の大学院で学んでいます。将来は教育や医療などの分野で、子どもたちや患者さんのケアに携わる仕事に就きたいと思います。
スポーツ健康学科
- スポーツマネジメントコース
- スポーツトレーナーコース
- スポーツ指導コース
スポーツの力で
未来を創造する
スポーツに特化した3つのコースで専門性を高めるとともに、多様な資格も取得可能。学生自ら指導者となる模擬授業や、栄養を考慮したメニューを実際に調理する授業などを通して実践力を養うとともに、幅広いフィールドから自分の未来を見つけます。
知識と実技が連動する学びによって
「中学校体育科の教員」という夢が実現。
知識と実技が連動する学びに
よって「中学校体育科の教員」
という夢が実現。
教員という職業に憧れ、好きなスポーツを専門にしたいと考えて入学。まず身体の仕組みや栄養などの基礎知識を身につけてから、多彩な種目の実技を通してスポーツの指導法を学びました。たとえばサッカーでは、足の骨格を知り、さらに蹴る力や角度、ボールの回転や軌道について力学的に学ぶことで、生徒にも理論的に指導できるようになります。模擬授業を通して実践力もつき、教員採用試験に合格できました。
消防署 救急隊員
振り返れば、大学の授業は
知識の宝庫だった。
- 部谷 侑大さん
- 河内長野市消防署 勤務
- 2016年3月卒業
- 初芝立命館高校(大阪府)出身
身体を動かすことが好きで、大学入学時は消防署や警察、体育科教員などの仕事に興味を持っていました。在学中に子どもたちと関わるアルバイトをする中で、子どもを強く叱れない自分は教員に向いていないと感じ、目標を消防と警察に設定。先生に誘われ、東日本大震災後のボランティアに参加したことも「人を助ける仕事」へのモチベーションにつながったと思います。そして合格した消防士の方へ進み、7年目を迎えました。最初に消火隊を経験し、現在は救急隊で機関員を務めています。119番通報を受けて傷病者を病院まで搬送することはもちろん、小中学校に出向いての救急救命講習なども業務のひとつ。1分1秒を争う救急現場では、少しのミスも命に関わるという緊張感がありますが、身についた知識を活かせた時には本当にやりがいを感じます。振り返れば、大学の授業には現場で役立つ知識が詰まっていました。今になって学ぶことの重要性を痛感する毎日です。いずれは救急救命士の資格を取り、挿管などの医療行為が行える救急隊員になることが目標です。