地域と連携し、高い専門性を持った保育者の育成を目指して
河野 清志
大阪大谷大学の保育者養成は、半世紀にわたる歴史と実績を誇り、地域との連携を大切にしながら、未来に向けた質の高い保育者の育成をめざしています。幼児教育実践研究センターでは、「保育の学び直し講座」や幼児教育に関する最新の話題をテーマとするセミナーを開催し、現職保育者のスキルアップ研修や卒業生のリカレント教育の場としてご利用いただいています。また、幼稚園や保育園、こども園との共同研究にも取り組み、さまざまな側面から地域の幼児教育を支援できるよう歩みを進めています。
社会の変化に応じて幼児を取り巻く環境も変化し、保育現場にはますます多様な問題が発生しています。そうした変化に対応するため、大阪大谷大学こども保育専攻では、バランスのとれた「心」「知性」「感性」を持った専門性の高い保育者養成を行ってきております。特に、「遊び文化」「自然教育」「子育て支援」の3つのコースは、全国的にも高い評価を得ており、学生からも就職先で活かしたいという声が寄せられています。
大阪大谷大学幼児教育実践研究センターは、学生、卒業生、そして現職の保育者が共に学び合える環境を提供することで、研究と実践を結びつけ、子どもたちに質の高い保育を提供することをめざしています。今後ともみなさまのご参加とご支援をよろしくお願いいたします。