図書館について

図書館長挨拶

図書館長 四重田 陽美

令和五年度図書館長を拝命しました、文学部日本語日本文学科の四重田陽美(よえだはるみ)と申します。生まれてからずっと、図書館は私にとってとても身近な場所でした。気づけば本がそばにあり、堅い表紙を開けるとそこにはきらびやかなおとぎの国が現れたり、見知らぬ人体の不思議が語られたり、異国の人々の生活がありましたから、本を読むことは生活の一部だったとも言えるでしょう。大学生の頃は、スマホや携帯電話などない時代でしたので、友との待ち合わせは基本的に図書館でした。講義の宿題をしながら、あるいはふと手にした本の内容に没頭しながら、友人がやってくるのを待ったものです。決まった時間の待ち合わせではないので、お互い気の遠くなるほど待つこともあったのですが、不思議と苛立つこともなく、待たせてごめんと駆け寄る友に、今読んだばかりの発見を語る、それが私の大学図書館の「時間」でした。色々な情報が、片手におさまるほど小さいスマホのおかげで手に入る現代になっても、図書館に足を踏み入れる時のわくわくした気持ちは、図書館でしか味わえません。古い本の香り、高い天井、遠慮がちなざわめきを包み込む静寂の気配、そういったものを体験しに、気楽に訪れ、そして、意外な発見や知見を持ち帰ってほしい。本学図書館では、専門的な知識を持つスタッフと、47万冊の蔵書と、ラーニング・コモンズが、皆さんの学びをサポートするために、来館をお待ちしています。

図書館の歴史

1966年 大谷女子大学開学と同時に図書館開室

閲覧室は現在の1-201(F)教室の前半分。
渡り廊下は無く、1-201教室の教卓横のドアを出た場所(現在の渡り廊下と事務局分室)が書庫でした。

1968年 講義室(1-201教室後ろ半分)を書庫に改装
1973年 図書館本館竣工(図書館竣工パンフレット

現在のマイクロフィルム室は自習室、グループ学習室は雑誌コーナーでした。

1976年 視聴覚室開室
1979年 本館1階にあった研究室を書庫に改修
貴重図書室開室
1983年 図書館別館竣工

大谷女子短期大学が阿倍野から移転、別館1層は短期大学の書庫でした。
別館2層の北側部分(中国コーナーや0類のあたり)は床が無く、吹き抜け状態でした。

マイクロフィルム室開室
1986年 別館2層書庫完成
1994年 図書館別館増築(電動集密書架設置)
2002年 短大図書館と統合し、「大谷女子大学・大谷女子短期大学図書館」に名称変更

旧短大図書館(20号館4階)は「図書館分館」となりました。

2006年 大学名変更に伴い、「大阪大谷大学図書館」に名称変更
開学当時の図書室風景

図書館公式キャラクター≪おりーぶちゃん≫

画像:おりーぶちゃん

図書館の公式キャラクター≪おりーぶちゃん≫です
自然に囲まれた大阪・富田林市にある大阪大谷大学図書館のおりーぶです。
図書館のかみさまのアシスタント!
10/14生まれのてんびん座。ヨロシク。

出版物

としょかんぽう

毎年4月に「としょかんぽう」を発行しています。

文献探索ガイド

年1回発行。ガイダンス、授業などで使用します。

紀要目次(バックナンバー)