センター長メッセージ

世界中の人たちとつながる人生を楽しむために

教授 小山 敏子

Covid-19により海外はもとより国内出張も自由にできなくなる前は、学会で毎年数カ国を訪れていました。現地で他国の研究者たちと行動をともにすると色々な気づきがあります。マレーシアの友人はマレー語に加え、英語、北京語、広東語が堪能、中国の友人は北京語と英語、そして日本語が少し話せます。みな外見は同じアジア人、彼女たちが北京語で雑談していてもわたしが加わると英語に切り替わります。また、スペインの地方都市でのこと、中国出身の方が経営する食料品店で会計を済ませようとしたら北京語で話しかけられ、その友人に助けを求めたことがありました。学会会場で共にテーブルを囲んで談笑している研究者たち一人ひとりの母語が異なるということはいつものことです。韓国での学会の受付を手伝ったときなどは、現地の研究者に朝鮮語で話しかけられ、英語で答えたら不思議そうな顔をされたことも懐かしい思い出です。

世界には多くの言語がありますが、外国語や第二言語として最も多く学ばれ、使われている言葉が「英語」です。たとえ流暢でなくとも英語を媒体として母語が異なる人たちと交流ができることはとても楽しい体験であり、また多くの気づきが生まれます。こうした気づきの積み重ねが人生を豊かなものにしてくれると思います。

対面でのコミュニケーションがむずかしくなったここ一年、それでも情報通信技術の発達のおかげで瞬時に世界中の人たちとつながることができます。SNSなどの共通言語もやはり英語です。そして、やがては人々が世界中を自由に行き来できるときが再び訪れるでしょう。

是非、ACEを活用して英語コミュニケーション力を高め、世界中の人たちとつながることができる力をつけてください。

経歴 関西大学大学院総合情報学研究科(社会情報学専攻)修了。修士(情報学)
関西大学大学院外国語教育学研究科博士課程後期課程修了。博士(外国語教育学)
専攻分野 英語教育学、教育工学
担当科目 英語科教育法A・B、中等教育実践特論3(英語) ほか
E-mail mtkoyama@osaka-ohtani.ac.jp