人間社会学部人間社会学科

講師

緒方 康介

オガタ コウスケ

①脆弱でない程度の健康,②貧困でない程度の経済力,③愛する誰かの存在,④与件に基づく自己実現。2つ以上の満足が幸福の条件ではないかとにらんでいます。行動科学を学ぶことで他人の心が読めるわけではありませんが,自分を知り,条件を満たす確率を高めることができます。学力=知能×学習+誤差ですので,右辺第1項第2因子のみ自助努力で高められます。応援します。一緒に学びを深めていきましょう。

学歴・経歴

専攻分野 犯罪心理学,計量心理学,福祉心理学
研究課題 虐待被害の心理学的影響,触法少年の犯罪原因論,実践心理学の研究方法論,XBA(cross-battery assessment)システムの構築,(犯罪)心理学論
研究キーワード 児童虐待,少年非行,IQ,知能検査,モンテカルロ・シミュレーション,心理学論
一般・企業・高校生等
講義可能な分野・テーマ
(検索キーワード)
児童相談所,犯罪心理学,児童虐待,少年非行,知能検査
企業等の共同研究開発、
社員教育等が可能な分野
(検索キーワード)
心理テスト,IQ,ケースワークにおける心理技術の応用
最終学歴 大阪市立大学大学院創造都市研究科博士(後期)課程 修了
学位 博士(創造都市)
経歴 大阪府子ども家庭センター(児童相談所) 児童心理司(心理判定員)
大阪市立大学大学院医学研究科法医学教室 学外研究員
大阪市立大学大学院創造都市研究科 客員研究員
所属学会 日本犯罪心理学会,日本犯罪学会,日本行動計量学会,日本テスト学会,日本福祉心理学会

2020年度授業担当科目

学部:統計学A、統計学B、統計学Ⅰ、統計学Ⅱ、コミュニケーション論、ゼミナールⅠ、社会心理学Ⅱ、基礎ゼミⅠ(学習技術)、基礎ゼミⅡ(研究入門)、人間と社会A、社会研究実習(事前事後の指導を含む)、心理臨床実践実習、社会・集団・家族心理学A、障害者・障害児心理学、福祉心理学Ⅰ、福祉心理学Ⅱ、公認心理師の関係行政論

2020年度オフィスアワー

水・木・金 12:20~12:50

研究活動(2016年度~現在)

  • 著書
    • 緒方康介.第8章 児童福祉―少年非行と児童虐待が交錯する臨床の最前線― 門本泉(編)公認心理師の基本を学ぶテキスト19 司法・犯罪心理学―社会と個人の安全と共生をめざす― ミネルヴァ書房 2020 分担執筆 pp. 129-143.
    • Ogata, K. Mental support of bereaved family members in routine forensic autopsy. (Chapter 10) T. Ishikawa, T. Kondo, & H. Maeda (Eds). Innovative Concepts and Technology for Medico-legal Investigation of Death: How to Learn about Human Life from the Deceased. Yoyodo Printing Kaisha Ltd 2016 分担執筆 pp. 199-219
    • 緒方康介."暴力死"による被害者遺族のトラウマ症状―司法解剖例の分析― 前田均・石川隆紀(監修) 多賀出版 2016 単著
    • 緒方康介.虐待された子どもの知能心理学―学力,性格,トラウマとの関連― 多賀出版 2016 単著
    • 緒方康介.被虐待児の知能アセスメント―科学的根拠に基づく心理診断を目指して― 多賀出版 2012 単著
    • 緒方康介.児童虐待との関わりは 前田均・切池信夫(編)薬物依存Q&A アルコール,タバコ,覚せい剤,麻薬 ミネルヴァ書房 2006 分担執筆 pp. 59-60
  • 論文
    • 緒方康介.身体的虐待による知能低下に対するトラウマ症状の媒介効果 犯罪心理学研究 57(2) 33-45 2020
    • 緒方康介.心理アセスメント学への回帰Ⅸ―知能検査・発達検査の正しい解釈― 大阪大谷大学紀要 54 1-10 2020
    • Ogata, K.. WISC-IV factor structures of Japanese children with borderline, or deficient intellectual abilities: Testing measurement invariance compared to simulated norm. Psychology(Psych) 10(6) 767-776 2019
    • 緒方康介.犯罪心理学者の研究は実務から離脱しても可能か?―科学者実践家を対象にした計量書誌学的分析― 犯罪心理学研究 56(2) 15-25 2019
    • 緒方康介.虐待被害によるストレスと解離症状がワーキングメモリに及ぼす影響 犯罪学雑誌 85(1) 15-23 2019
    • 緒方康介.触法少年に対する児童相談所の指導効果 犯罪心理学研究 56(1) 89-104 2018
    • 緒方康介.虐待された子どもに実施したKABC-IIの分析―ブートストラップ法による推定― 犯罪学雑誌 84(2) 50-56 2018
    • Ogata, K. Maltreatment related trauma symptoms affect academic achievement through cognitive functioning: A preliminary examination in Japan. Journal of Intelligence 5, 32. doi:10.3390/jintelligence5040032 2017
    • 緒方康介.P-Fスタディに対する非行児の言語反応―テキストマイニングによる解析の試み― 犯罪学雑誌 83(5) 118-129 2017
    • 緒方康介.境界知能児におけるWISC-IVモデルの因子不変性 教育心理学研究 65(4) 466-476 2017
    • 緒方康介.虐待された子どもが描く「雨の中の私」とトラウマ反応―「雨≒ストレス」仮説の検証― 犯罪学雑誌 83(1) 3-8 2017
    • Ogata, K., Michiue, T., Yamazoe, R., & Maeda, H.. Impact of on-site personal experience of violent death on posttraumatic stress disorder of bereaved Japanese family members in forensic autopsy cases. Journal of Loss and Trauma: International Perspectives on Stress & Coping, 21 290-302. 2016
    • 緒方康介.ネグレクトされた子どものWISC-IVプロフィール―モンテカルロシミュレーションによる比較分析― 犯罪学雑誌 82(4) 96-102 2016
    • 緒方康介.モンテカルロ法とマッチング法による統制群構成の比較―虐待された子どものWISC-IVにおける例証― 犯罪心理学研究 54(1) 31-40 2016
    • 緒方康介.犯罪臨床におけるモンテカルロ法を用いた比較研究の可能性―非行少年への知能検査による例証― 犯罪学雑誌 82(1) 20-29 2016
    • 緒方康介.虐待の被害児に対する加害親の過剰期待―保護者による社会生活能力の評定と子どもの知能検査結果との乖離― 犯罪心理学研究 53(2) 17-27 2016
  • 主な学会発表
    • 緒方康介.児童虐待∈(福祉心理学∩犯罪心理学) 犯罪心理学研究,57(特別号),62―63, 2019
    • 緒方康介.初学者における福祉心理学のイメージ―子どもの臨床課題との関連から― 日本福祉心理学会第17回大会プログラム・発表論文集,63. 2019
    • 緒方康介.虐待の被害によるストレスは「雨の中の私」に表現されるのか? 犯罪心理学研究,54(特別号),12-13. 2016
    • 緒方康介.境界知能児のIQはなぜ低いのか?―知能構造の差異による影響の可能性― 日本教育心理学会第58回総会発表論文集,745. 2016
  • 科研費その他の補助金
    • 日本学術振興会科学研究費補助金(奨励研究) 非行少年の絵画欲求不満テストに対するテキストマイニングを用いた分析法の提案 2016年度 代表
    • 日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費) 虐待された子どもの知能心理学 2016年度 代表
    • 日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費) "暴力死"による被害者遺族のトラウマ症状 2016年度 代表
  • その他の研究活動
    • 『犯心研』の分析―クオンティティ≧クオリティ― 日本犯罪心理学会第57回大会シンポジウム「犯罪心理学研究」に論文を投稿する若手研究者へ:量的研究を中心に 2019年9月 学会シンポジウム

学内活動(2016年度~現在)

  • その他の学内活動
    • 人間社会学部
      • キャリア開発支援室 (2019年~現在)
      • 人間社会学会 (2019年~現在)
      • 初年次教育研究会 (2019年~現在)

社会貢献活動(2016年度~現在)

  • 非常勤講師
    • 大阪市立大学大学院生活科学研究科 犯罪心理学特論(司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開) (2018年~現在)
  • 研修講師
    • 虐待被害がもたらす影響のイロハホヘト―測定されたものの深淵を覗く― 令和元年度の心理技官のためのワークショップ(大阪少年鑑別所) (2020年2月)
    • 虐待被害の見えない影響と保護者(加害者)支援の可能性 地域援助推進協議会(大阪府・大阪少年鑑別所共催)における外部有識者話題提供 (2019年11月)
    • 臨床現場でサイコメトリクスを叫ぶ―知能検査の語り方― 名古屋少年鑑別所拡大職員研修会 (2019年11月)
  • 外部研究者
    • 児童虐待防止支援に係る執務資料及びワークブック作成の助言(大阪法務少年支援センター) (2020年3月)
    • 学校以外の場における教育機会の確保等に関する調査研究 富田林市:いじめ・不登校支援等推進事業 (2019年9月~2020年3月)

受賞歴

  • 2012年 日本犯罪学会 学術奨励賞