薬学部からのお知らせ

【薬学部】公開講座「くすりと健康 Ⅱ ― 食べて治す!花粉症にとてもよく効くお話 ―」を開催しました 12/21(土)

お知らせ

令和元年12月21日にハルカスキャンパスにて第6回公開講座が行われました。

今回は、「食べて治す!花粉症にとてもよく効くお話」と題して、徳島大学名誉教授で、現在医療法人錦秀会顧問の福井裕行先生にお話をしていただきました。薬の歴史から始まり、現在の主要花粉症治療薬である抗ヒスタミン薬がどのようなメカニズムで症状を改善するのか、また、小青竜湯が抗ヒスタミン薬と同じ細胞内シグナルを抑制することで症状を改善することをお話ししていただきました。さらに、抗ヒスタミン薬で抑えきれない症状があり、これに関与する第2の細胞内シグナルを抑制し症状を改善する食品として阿波晩茶やレンコンを紹介され、この2つのシグナルを抑制することで、花粉症症状の90%を改善できることをお話いただきました。

講演は、一貫してゆっくりと、わかりやすい言葉でお話しされ、講演後の質疑応答も非常に活発に行われました。