人間社会学部からのお知らせ

人間社会学科 岡島ゼミ 学外での公開ゼミを開催しました

イベント


  人間社会学科現代社会コースは、地域コミュニティの発展を支える公務員や社会科教員の輩出を目指して、日々、さまざまな教育活動に取り組んでいます。

  この現代社会コースに属する岡島ゼミ(3回生)では、今年度前期、文献を読み、レジュメ作成・発表をつうじて、SDGs()について基礎的な理解をしてもらうようにしました。そして、後期には、今後の地域コミュニティにおける取組を考えるために、聞き取り調査を行ない、2回の公開ゼミを開催して、その結果を地域コミュニティに還元するということに取り組みました。

※2015年9月、国連総会で採択され、現在、日本でも、数多くの企業やNPO、自治体、学校で取り組まれている国際的な開発目標のこと 。

  1回目の公開ゼミは、11月7日(日)午後に開催され、「SDGsと水」と題した発表を行ないました。具体的には、ゼミ生たちは、①発表に先立ち、当日午前中に開催された「水辺クリーンアップキャンペーン」に参加し、川辺の清掃活動に参加しました。また、発表では、②SDGsの概要をあらためて説明するとともに、③水に関する取組について聞き取りをした結果を来場者に共有しました。来場者アンケートからは、SDGsについてより正確で詳細な理解を得られたというお声や、安定的な水の循環を守る里山活動、水道民営化に関する諸課題、途上国における安全な水へのアクセスを向上させる取組について学ぶことができたというコメントをいただきました。

 2回目の公開ゼミは、12月15日(水)午後に開催され、「SDGsと地域」と題した発表を行ないました。この発表では、ゼミ生たちは、①あらためて、SDGsの重要なポイントを確認するとともに、②地域における分野横断的なSDGs取組の事例紹介を行ないました。
 また、③1回生の「地域社会体験実習Ⅰ」から2回生の「社会研究実習」、3回生の「地域社会体験実習Ⅱ(市役所実習)」、さらに、今回、ゼミでの調査・発表を踏まえて、地域コミュニティの現状や課題、取組(個々の困りごとに寄り添う「ケースワーク」的支援と、分野をまたがって市民・行政が協働して地域活動の枠組みをつくる「フレームワーク」的活動)について学んだこと、今後、「誰ひとり取り残さない」仕事を行なう公務員になりたいと考えるようになったという、学生として「学びの総括」も行ないました。来場者からは、SDGsに関する、地域の「分野横断的取組」における民間企業との連携事例を問う質問、「誰も取り残さない」と言うことは簡単であるが、まずは足元の自分の大学で「誰も取り残されない」ための活動の重要性を指摘する意見、今回、はじめて「ローカルプラットフォームの構築」「ローカルアジェンダの策定」「ローカル指標の設定」というSDGs取組の最先端について学ぶことができたというコメント等が寄せられました。 

  これらの公開ゼミは、かわちながのボランティア・市民活動センターや大阪狭山市市民活動支援センターからのサポートを得て、イズミヤ河内長野4Fに設けられた地域まちづくり拠点「ゆいテラス」とZoomとのハイブリッドで開催しました。また、聞き取りには、北海道や東京都、富山県、大阪府、岡山県において、SDGsの取組を展開される、計12団体の皆様に、聞き取りをさせていただく、あるいは、レクチャーを頂戴しました。あらためて、皆様のご協力に対し、こころから感謝を申し上げます。