人間社会学部からのお知らせ

【スポーツ健康学科】2020年度公開講座『中・高校生のためのソフトボール教室』開催しました 1/9(土)・10(日)

お知らせ
公開講座『中・高校生のためのソフトボール教室』
実施日時:2021年1月9日(土)・10日(日) 9:00~15:00
参加人数:2日間合計85名
講  師:児玉 公正(本学教授)、吉野 傳一(関西大倉高校)、本学ソフトボール部

本講座は毎年好評でリピーターの団体様も多く、コロナ禍においても開催の道を模索してまいりました。例年2日連続の講座ですが、参加人数を例年の半分以下にするために、各団体1日のみの参加でお願いをしました。運動時も原則マスクを着用してもらうため、息があがらない練習メニューを考えました。水分補給、手指や道具の消毒を頻繁に行い、指導の際も距離を保つなど、感染対策を徹底しました。受講者および引率の先生方、ご見学の保護者様には参加2週間前から検温と体調確認表をつけてご提出いただきました。皆様にご理解ご協力をいただきましたおかげで講座を実施することができました。深く感謝申し上げます。

このような状況下で、また大寒波に見舞われた2日間でしたが、いざ始まれば全員「上手くなりたい」という向上心を持って真剣に練習に取り組んでくださいました。キャッチボール、ゴロやフライの捕球練習では、担当の大学生が上達するポイントをきめ細やかに伝授しました。実践形式のティーバッティングでは、1つのプレー毎に、走塁や守備についての注意点やよかったところなどを具体的に伝えました。その場で理解できて、次のプレーに活かしてもらえることを意識して指導しました。また、チームでの練習時や自宅でも継続してできるメニューも紹介しました。

ピッチング指導については、関西大倉高校の吉野先生に毎年お越しいただいています。中学生の初心者から高校生の上級者まで『全員がレベルアップできる』丁寧な指導であり、リピーターの皆様にも大好評です。今年度の事後アンケートでも「分かりやすかった」「良いフォームに修正してもらえてよかった」という感想をいただきました。また、大学生の指導についても同アンケートにおいて、100%「よかった」という回答を得られ、大変嬉しく、達成感を共有させていただきました。

中・高校生に指導することで、自身のプレーについても振り返り、基本に立ち戻ることができます。指導のみならず、不備のないように準備を整えたり、司会のアナウンス、清掃、後片付けなど、受講者のことを想って行動することは、学生にとって非常に良い経験となりました。受講者の皆さんが楽しくソフトボールを続けてくださり、再会できる日を楽しみにしています。