人間社会学部からのお知らせ

【人間社会学科】<社会研究実習>学生インターンが富田林市長を訪ね、コロナ禍に関する調査結果を説明

イベント

 人間社会学科(現代社会コース)の岡島克樹教授・村尾敏彦教授と学生インターン2名(いずれも2回生)、富田林市市民公益活動支援センターは、今年7月下旬から8月下旬という期間、コロナ禍が市民公益活動団体に対してどのような影響を与えているのかを理解するため、同センター加盟団体32団体を対象に、Zoomをつうじて聞き取り調査を行ないました。そして、10月下旬には、報告会を開催し、調査にご協力いただいた市民公益活動団体や市役所関係部署の方々にその結果を共有しました。

 この度、11月19日、本調査にかかわった学生インターン2名が、本学科教員・センター職員の方とともに、富田林役所を訪問し、吉村善美市長に、本調査について報告させていただく機会を得ました。

 学生インターンたちからは、「不要不急」な活動であると一部で思われている市民公益活動について、実際には、「コロナだからやらないではなく、コロナだからこそやることが大切」という考えにもとづいて、緊急事態宣言下においても、活動を継続していた団体が富田林市には数多くあったこと等が報告されました。

 吉村市長からは、調査結果に関する質問とともに、「他思力」(他者をしっかりと思う力)と「他喜力」(他者の喜びを自らの喜びとする力)の重要性について解説いただきました。また、「大学時代は勉学に励み、ぜひ「足跡」を残すように」「今回の調査はその「足跡」の1つになった」と、ねぎらいの言葉を頂戴しました。

 本調査の結果は、本学人間社会学会の学会誌『こみゅにか』に掲載される予定です。