人間社会学部からのお知らせ

社会研究実習 オンラインインターンシップへの代替事例の紹介

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オンラインインターンシップ

 新型コロナウイルス感染症への感染拡大がなかなか収束を見せないなか,本学においてもさまざまな教育上の試行錯誤が続いています。学内での学び,つまり,通常の講義については,前期,オンライン化が急速に進みましたが,学外での学び,たとえば,「社会研究実習」(実習先における一定時間の実習(学内での事前・事後学習を含む))については,実習先の性質によっては実習が行なえないという事態も起こっています。

 そのため,本学科では,可能なかぎり,その代替プログラムを検討し,コロナ禍であっても学生が現場に近いところで,垂直的学び(所属するコースの専門的な学びを縦に深める・高める)や水平的学び(世代や価値観等の異なる人々との協働をつうじてコミュニケーション力等を向上させる,幅広い視野を持つなど,人間としての幅を横に広げる)を獲得する機会を創出しています。

 そのような取組の1つに,富田林市市民公益活動支援センターと本学科教員が連携して行なっている「新型コロナウイルス感染症の拡大が市民公益活動団体に与える影響にかかる聞き取り調査」(研究倫理委員会 承認番号2020_2)プロジェクトに,「社会研究実習」を履修する学生をインターンとして参加させるということがあります。

 この調査では,まず担当教員から学生インターンに対して先行調査や研究倫理に関するレクチャーを行なったうえで,その担当教員が行なったオンラインによるインタビュー調査に3回立ちあわせました。そして,学生インターンたちは,インタビュー調査の流れを把握し,コツを一定理解したあと,4回目から10回目までを学生インターンみずからインタビューを行ない,毎回,ふりかえりをするという手順としました。

 現在(9月1日),予定していた32団体へのオンラインインタビューをすべて終了し,これからは,同じくオンライン(Zoomとmiroの併用)で,KJ法を行ない,調査結果を整理し,報告会につなげていきます。

担当者様と学生の声(抜粋)

 以下は,富田林市市民公益活動支援センター内の担当者様と学生インターンの声です。

 「回数を重ねるごとに,コミュニケーションも上手くとれ,的確に伝えるための工夫も見られました。実際に話を聞くことで,地域の状況について理解を深められたのではないでしょうか。ここまでよく頑張ったと思います。」(富田林市市民公益活動支援センター ご担当者様)

 「インタビューを通して,市民公益活動という知らない世界に入り,活動の大切さを理解することができました。またインタビューは緊張しましたが,自分自身のコミュニケーション能力を成長させるという点でも貴重な体験をさせていただきました。」(人間社会学科2回生)

 「市民公益活動とは地域の清掃や祭事の運営を指すという程度の知識しかもっていませんでしたが,調査を終えて,実に多様な活動が行われているということを実感しました。目には見えにくいものの地域の大きな支えになっているのだと思いました。」(人間社会学科2回生)

(※Zoomのスナップショットにある氏名が見えないように加工しています)