人間社会学部からのお知らせ

【スポーツ健康学科】公開講座「中・高校生のためのソフトボール教室」を開催 1/11(土)・12(日)

お知らせ

2020年1月11日・12日の2日間、本学グランドにて延べ184名の選手と指導者の皆様が集い、ソフトボール教室が開催されました。講師は児玉公正教授と吉野傅一先生(関西大倉高校)が担当し、ソフトボール部員も支援しながら打撃や守備、それに投球等について基礎から応用へと発展するプログラムに取り組んでいただきました。

用意したメニューは、普段の練習で必ず実践するキャッチボールやトスバッティングから始まり、送球はボールが縦スピンで移動するには手の小指側を立てながらリリースすること、捕球は真正面でボールを覗くと遠近感や距離感が鈍り落球の危険が高まることからグローブ側の肩寄り(右利きは左肩)でキャッチしてみるなど、いつもとは少し意識を変えてプレーに臨んでいただきました。トスバッティングでは、ベルト付近のボールを打ち返すのが一般的ですが、高めはグリップの上の手(右利きの右手)を、低めは下の手(右利きの左手)を優先的に使いながら対応することを求めました。

 

昼食時は指導者の先生方にランチセミナー(60分)が用意され、初日は児玉教授が投球時のスピン数と回転軸が変化球に及ぼす影響、そして二日目に吉野先生からは投手育成の基本的留意事項について話題が提供されました。両日の午後からは総合練習が用意され、少子化の影響で部員が少なくゲーム練習する機会に恵まれないことを考慮し、正面ティーによる打撃に対応した実践練習に取り組んでいただき、最後は大学生投手と各チームを代表する打者との対決で大いに盛り上がるプランで幕を閉じました。

2日間の教室を終えた感想では、大学生の選手によるアプローチが評判良く、優しく理解しやすい指導が好評であり、春にも教室開催を望む声が多く寄せられました。参加されたチームの皆様、再会できる日を楽しみにしております。