人間社会学部からのお知らせ

今年も行ってきました、<カンボジアスタディツアー>9/3(火)~10(火)

イベント


人間社会学科・スポーツ健康学科から計14名の参加者を得て、9月3日出国~9月10日帰国という日程で、<カンボジアスタディツアー>を実施しました。

カンボジア滞在中は、日本政府の政府開発援助(ODA)実施機関として、JICAのカンボジア事務所や協力隊員の活動地(カンボジア国立体育教員養成校)を訪ね、具体的な事業内容について学ぶ機会を得ました。また、同じような年齢の隊員の方が自分の意思で自分の生きる空間を広げ、力強い成長をとげられている姿に強い影響を受けました。

また、日本のNGOとしてはハート・オブ・ゴールド(スポーツを通じた国際協力を行うNGO)を訪問し、スポーツ健康学科の学生たちが「体育の教育的意義とは何か」というテーマについてプレゼンテーションを行い、同NGO職員の方から貴重なご意見を頂戴しました。

さらに、今年度も、クメール伝統織物研究所(カンボジアの伝統的絹織物の再興に取り組むNGO)のご厚意で、シエムリアップ郊外にある「伝統の森」に滞在させていただきました。そこでは、1日目は農作業や染色作業を体験するとともに、村の子どもたちのための子どもイベントを行いました。2日目は村人への聞き取り調査にも挑戦しました。わずかな滞在期間でしたが、電気・水道のない村での生活は、カンボジアの社会やそこに生きる人々への理解を深めるとともに、さらには学生たちが暮らす先進国社会が抱える諸課題や今後の生き方を考えるよい機会となりました。
このほか、世界遺産であるアンコールワットやアンコールトムも見学しました。

お世話になった方々にあらためてお礼を申し上げます。