教育学部からのお知らせ

大学の講義をチョットのぞいてみよう!~「遊び論」編~

お知らせ

2回生の「遊び文化コース」の科目です。「理論」から「実践」まで、遊びを総合的に学べます。

主な内容は「遊びとは何か?」「遊びの発達的意義」「遊びのおもしろさを探る」「遊びと児童文化財(おもちゃ、絵本など)」です。中でも、「遊びのおもしろさを探る」の部分で、いろいろな遊びを考えたり、アレンジしたり、やってみたりします。

・講義のおすすめポイント

みんなで考えた遊びを紹介したり、教え合ったり、やってみて気づいたことを交流したりしながら学べるところです。

みなさんは「ジャンケン」を使ってどれくらいの遊びができますか。ジャンケンは、オニを決めたり、順番を決めたり、複数の意見が出た時に決める手段だったりします。でもそれだけではなく、いろいろなあそびになります。受講生のみんなでとても楽しんで遊んだのが「ジャンケンサッカー」です。チーム戦で、10人対10人で遊ぶもので、4回連続でジャンケンに勝つと1ゴールになります。これが結構難しいです。3人まで行って4人め(キーパーです)に負けると、結構悔しいです。時間で攻守は交代します。「サッカー」と名前がついていますが、ジャンケンを用いた遊びなので、運動の得意・苦手には関係なく、みんなで楽しく遊べます。

「ジャンケンでこんなに遊べるんだ!」とジャンケンの概念を変えてくれます。

・講義を受けた後、こんな風になれます

遊びのアレンジができるようになり、指導できる遊びのバリエーションが増えます。

   

この写真は「わたしのワンピースを探そう」という活動の例です。『わたしのワンピース』というのは、子どもたちの大好きな絵本のタイトルです。通常の遊びでは、ワンピース型に好きな絵や模様を描くことが多いのですが、この遊びは、画用紙の一部(ワンピース型など)を切り抜いて、それを身の回りのものや自然物に当ててみて、素敵なワンピースの柄を「探す」ものです。

   

1つのワンピース型で探す受講生が多い中で、今年は写真のようなユニークなものも生まれました。左は1つの景色が5人の洋服になっているんですよ。

自由に描くのも楽しいですが、枠を通して周りを見たり、「探す」活動をすることで、いつも何気なく見ているものもちがって見えてきます。子どもたちが自分の身の回りのものに興味をもつきっかけになる遊びです。

・学生の反応

【わたしのワンピースを探そうの活動をしてみて】  

「『わたしのワンピース』が一番楽しかったです。紙を切り取ってその向こう側がみえて、それがワンピースになるというのがとても楽しくておもしろかったです。」

「絵や表現が苦手な子に対しての造形あそび(授業内『わたしのワンピース」など)についての工夫をどうするかに興味を持ちました。みんなで遊べて、その楽しさを共有できるような遊びをつくるひきだしをたくさん蓄えたいと感じています」

【全体を通して】

「一つの遊びを何種類にもアレンジできることをこの授業で学び興味深いと感じました。自分の発想次第でいくらでもおもしろくできたり、子どもたちにとって飽きさせない工夫の一つだと思いました。他の人の工夫を見て、こんなアレンジの仕方もあるんだなと勉強になりました。実際に保育者になった時にも、自分の考えだけにとらわれず、子どもたちといっしょに考えたりして広げてみるのもいいなと思いました。」 

遊びは子どもにとって諸側面の発達につながる大切な活動です。楽しみながら、「遊びの奥深さ」にふれてみませんか。