教育学部からのお知らせ

大学の講義をチョットのぞいてみよう!~教科家庭 編~

お知らせ

大学1回生の講義です。教科家庭は小学校5・6年生で習う家庭科の内容を理解して出来るようになることを目的にしています。まず、自分自身が料理や裁縫が出来るように練習します。どのように子ども達に教えるのかは2回生の家庭科教育法で学びます。

<講義のおすすめポイント>

調理をするときの調理操作の意味が分かります。何故、ほうれん草などの青菜は沸騰したお湯でゆでて、ゆで上がったら水にとるのでしょう。それは、ほうれん草の緑色のクロロフィル色素が変色するのを防ぐためです。一つひとつの調理操作には理由があってしています。調理を科学的に見ることが出来れば、子ども達に、何でこうするのか、自信をもって教えてあげられるようになります。どうやったら料理を美味しく作れるのかも分かるようになりますよ。

<講義を受けた後、こんな風になれます>

これは大阪大谷大学の1回生が作ってくれた朝ごはんと、生活に役立つ小物の写真です。

朝ごはんの写真を見ると盛りつけもとてもかわいらしく、また栄養バランスも取れていて良いですね。調理では献立の立て方から野菜の洗い方、切り方、茹で方、炒め方まで学ぶので、調理の基礎が身に付きます。また裁縫も針と糸の扱い方から縫い方、ミシンの使い方まで学ぶので生活に役立つ小物を製作できるようになります。これはクッションと携帯ケースです。個性あふれる作品ですよね。

<学生の反応>

【朝ごはんを作る課題をしてみて】

妹のために作りました。栄養バランスについて考えて、盛り付けも妹が喜ぶのを想像して作りました。実際に妹が喜んでくれたのでとても嬉しかったです。

【生活について役立つ小物を製作してみて】

裁縫が苦手でしたが、縫うときもボタンをつけるときも丁寧にしました。綺麗にできたので、自信がつきました。

教科家庭の講義をうけると1人暮らしをするための家事能力が身に付き、とても役に立ちます。

大学生になって、もう一度小学校家庭科を見ると小学生のときには気付かなかったことに気付きます。「出来ない」を「出来る」にする工夫を子どもたちと一緒に考え、教えるのが先生です。

皆さんも一緒に大阪大谷大学で先生を目指しませんか。