2019(令和元)年度「第77回教育学会」を開催 2/6(木)
令和2年2月6日(木)に、第77回教育学会を開催しました。
第1部では、今年度でご退職される教育学科4名の先生方による記念講演を行いました。岡崎裕子教授からは「『生涯発達』の視点と『障がい』の捉え方 −それぞれの学びを通して考えたこと」、墨村充子特任教授からは「出会いに感謝!」、藤村裕爾特任教授からは「教員の働き方」、大槻美智子教授からは「来し方行すえ」というタイトルのもと、ご講演いただきました。先生方のこれまでのご経験はもちろん、人との繋がりや心豊かに生きることの大切さを、学術的な視点から、またときに笑いも交えて面白く、そして楽しくお話していただきました。先生方お一人お一人の素敵な人柄に溢れたご講演は、多くの学生にとっても心に残る、思い出深い貴重な時間となりました。
大槻美智子教育学会長によるご挨拶 岡崎裕子教授による記念講演
墨村充子特任教授による記念講演 藤村裕爾特任教授による記念講演
大槻美智子教授による記念講演
第2部では、学生による研究・実践発表が行われました。峯ゼミ3回生(幼児教育専攻)による「トーンチャイム、ミュージックベルによる演奏」では、練習を重ねたグループ演奏による素晴らしい音色が響き渡りました。4回生の近藤智士さん(特別支援専攻)による研究発表「不随意運動が顕著な重度・重複障がい児における臨床動作法を通した姿勢動作の自己制御及び外界への能動性の活発化」では、実践的な取り組みに基づく深い視座からの論考と成果が発表されました。また、志学館1階では、竹本ゼミ・山本ゼミ4回生による卒業制作の展示会が行われ、各自の取り組みの成果が発表されました。
峯ゼミ3回生の演奏 近藤智士さんの研究発表
今年度も多様な研究成果が発表されました。4回生の皆さんは卒業研究で培った研究視点を大切にし、それぞれの新しい舞台に羽ばたいてほしいと思います。