教員コラム

薬物相互作用の重要性を知ろう

薬学部 医療薬学講座 講師 長井克仁

私は大阪大谷大学に赴任する前、町の薬局で薬剤師として働いていました。その間、色々な質問を患者さんから受けた訳ですが、特に多かった質問の一つが「このお薬とこのお薬は体の中で喧嘩しませんか?」、や「このようなサプリメントを飲んでいるんだけど今回のお薬との飲み合わせは大丈夫?」といったものでした。このような「飲み合わせ」のことを薬物相互作用と言います。患者さんは我々薬剤師に対して薬物相互作用の情報を求めているのだと感じました。

このような背景もあり、私はこの大阪大谷大学で薬物相互作用について学生さんと一緒になって研究しています。写真は学生さんの研究風景です。時にはお薬の効果を妨げてしまうサプリメントを発見することもありますし、飲み合わせに問題のない医薬品同士の組合せも見つけてきました。

得られた研究成果は積極的に英語論文として世界に発信しています。今後も薬物相互作用に関する情報を一つひとつ突き詰めていく中で、患者さんが安心してお薬を服用できるための環境づくりに貢献できたらと考えています。