教員コラム

<教育学部 学校教育専攻 社会科教育ゼミ>での学び

教育学部 教育学科 学校教育専攻 教授 高野昭雄
富田林市寺内町フィールドワークにて
大阪市万代池フィールドワークにて
ゼミの風景

これからの社会科教育では、単なる用語の暗記ではなく、児童自らが資料を探して、整理して、発表することが求められます。そのためには、まず教員自身が資料と向き合い学び続けることが大切になります。そこには社会科本来の「楽しさ」があります。

本学の社会科教育ゼミは、学生自らの主体的な活動で運営しています。教員が話をする時間は極めて限られています。学生自身が、地元の資料を紹介し合いながら、あるいは歴史資料の分析をし合いながら、発表をくり返します。地方からの下宿生も多く、毎回のように、学生も教員も知らない驚くような魅力的な発表があります。

社会科教育にはフィールドワークも欠かせません。ゼミ生で様々な土地を歩きます。教員採用試験に合格するだけではなく、「よりよい教員」になることが目標です。そのために、日々試行錯誤を重ねながら、お互いが切磋琢磨し合いながら、学び合っています。