
奨学金制度
奨学金制度
奨学金制度とは
奨学金制度とは、向学心に燃えながらも経済的な理由で、修学が困難である優秀な学生に対して、一定の金額を貸与・給付することにより、経済的負担を少しでも軽減し、学生生活を円滑に、より充実したものにすることを目的とした制度です。
奨学金に関する手続きは、学生課で行っています。不明な点・質問等があれば、学生課へ問い合わせてください。
また、奨学金の連絡事項は掲示・大学ホームページ・大学メール・凛ウェブ等で行います。手続きが遅れると奨学金交付が停止されることもありますので、必ず自身で確認して、期限内に手続きを行ってください。
奨学金の募集・案内についても随時行います。
奨学金説明会
日本学生支援機構奨学金出願希望者に対して「奨学金説明会」を4月オリエンテーション期間中に実施しています。
希望者は必ず出席してください(詳細および日時、場所、方法は上記連絡事項をご覧ください)。
奨学金の種類
大阪大谷大学独自の奨学金
1.修学支援給付奨学金
大阪大谷大学に在学し、学業成績・人物が他の学生の模範となる者で、修学の熱意があるにもかかわらず経済的理由により修学困難な学生が対象
1.募集
原則、年2回、5月と9月
2.人数
2回生以上で年間6名以内(前期3名、後期3名)
3.給付金額
各学部・学科の該当の前期または後期の納付金(授業料・施設費)
但し、奨学金の給付は、在籍期間において1回限り
2.修学支援貸与奨学金
大阪大谷大学に在学し、経済的理由により修学が困難な者で、人物が学生としてふさわしく、将来良識のある社会人として活動する見込みがあると認められる学生が対象
1.募集
原則、年2回、5月と9月
2.人数
2回生以上で年間20名以内(前期10名、後期10名)
3.貸与金額
上限50万円(薬学部のみ上限90万円)
但し、在籍期間において1回限り
日本学生支援機構奨学金
優れた学生で経済的理由により修学が困難なものに対し、学資の貸与等を行います。
奨学金の種類として「第一種奨学金」と「第ニ種奨学金」がありますが、いずれも返還義務が伴いますので、卒業後、必ず返還しなければなりません。2022年度日本学生支援機構の奨学金を受けている本学学生は、全学生の約半数です。
日本学生支援機構奨学金の概要は次の通りです。
奨学金の種類・貸与月額金額
奨学金の種類 | 対象学年 | 貸与月額 | 利子 | |
---|---|---|---|---|
第一種奨学金 定期採用 緊急採用 |
全学部全学年 | 自宅通学 | 20,000円、30,000円、40,000円、54,000円から選択 | 無利子 |
自宅外通学 | 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円から選択 | |||
院博士前期 (修士) |
50,000円、88,000円から選択 | |||
院博士後期 | 80,000円、122,000円から選択 | |||
第ニ種奨学金 定期採用 応急採用 |
全学部全学年 | 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、60,000円、70,000円、80,000円、90,000円、100,000円、110,000円、120,000円から選択 | 有利子 | |
但し、薬学部生のみ月額120,000円を選択した場合に限り、20,000円の増額貸与を希望することができます。 | ||||
院生全学年 | 50,000円、80,000円、100,000円、130,000円、150,000円から選択 |
※第一種と第ニ種を併用貸与することも可能
※第一種は入学年度によって選択できる金額が異なる
入学時特別増額貸与(有利子)
第1学年入学者(編入学者の編入学年次を含む)で条件を満たすものに対して、希望により定額(10万円・20万円・30万円・40万円・50万円の内から選択)を増額して借りられる制度です。
高等教育修学支援新制度(給付奨学金・授業料減免)
授業料が減免され、給付奨学金も受けられる制度です。
- ご入学前の方:
- 手続については高等学校の奨学金窓口にお問い合わせください。
- 本学在学生:
- 詳細は本学ホームページ「高等教育の修学支援新制度について」をご覧になるか、学生課にお問い合わせください。
その他の奨学金
その他、地方公共団体、民間団体の奨学金募集がある場合は、その都度掲示します。なお、地方公共団体の奨学金については、大学を通さずに募集しているものもありますので、直接問い合わせてみることも必要です。
(下記は2022年度実績です。)
(1) 給付奨学金
名称 | 対象学年 | 出願資格 | 給付金額 | |
---|---|---|---|---|
小野奨学会奨学金 | 全学年 (年次変動あり) |
学業人物共に優秀で、かつ健康で向上心を有する者で、経済的理由により修学が困難な学生 | 【大学】 薬学部:5名 その他学部:4名 (年次変動あり) |
600,000円(年額)(令和4年度実績) |
※本学在籍期間、継続して給付 | ||||
河内奨学財団奨学金 | 薬学部1年次 | 学業優秀・品行方正でありながら経済的理由により、修学が困難と認められる学生 | 480,000円(年額) ※本学在籍期間、継続して給付 |
|
奥村奨学会奨学金 | 全学年 | 学業優秀・品行方正でありながら経済的理由により、修学が困難と認められる学生 | 大学生 | 360,000円(年額) |
大学(留学生) | 480,000円(年額) | |||
※本学在籍期間、継続して給付 | ||||
船井奨学会奨学金 | 1年次 | 学業優秀・品行方正でありながら経済的理由により修学が困難と認められる学生 | 360,000円(年額) ※本学在籍期間、継続して給付 |
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きたしん育英会奨学金 | 全学年 | 学業優秀・品行方正でありながら経済的理由により就学が困難な者 | 240,000円(年額) 給付期間は1年間 |
|
東本願寺奨学金 | 全学年 | 学業優秀・品行方正でありながら経済的理由により就学が困難な者 | 200,000円(年額) 給付は年一括 |
|
博報教職育成奨学金 | 全学年 | 熱意を持って教育現場(小学校教員、特別支援学校教員、中学・高等学校国語教員のいずれか)を目指そうとする学生 | 1,200,000円(年額) |
(2) 貸与奨学金
名称 | 対象学年 | 出願資格 | 貸与金額 | |
---|---|---|---|---|
交通遺児育英会奨学金 | 全学年 | 保護者等が自動車事故や踏切事故など、道路における交通事故で死亡したり、重い後遺障害のために働けず、経済的に修学が困難であると認められる学生 | 40,000円・50,000円・60,000円から選択(月額) 入学一時金あり |
|
あしなが育英会奨学金 | 全学年 | 保護者(父または母)が、病気や災害(交通事故を除く)もしくは自死(自殺)などで死亡したり、それらが原因で著しい後遺障害を負い、教育費に困っている学生 | 一般40,000円、特別50,000円(月額) 学費の支弁が特に困難と認められた場合のみ |