
2021年度「第56回オンライン志学祭」
2021年度「第56回志学祭」を振り返って
2021年度 大学祭実行委員会
委員長 酒井有未(文学部日本語日本文学科3回生)
令和3年11月6日(土)、7日(日)にオンラインで開催いたしました第56回志学祭が無事終了しました。
今年度のテーマは、「REBORN」です。このテーマは私たち自身が大学祭を通じて生まれ変わり、成長していき、参加団体を含む大学祭に関わる全ての方々、視聴してくださる方々に活力を与えられるような大学祭にしたいという意味が込められています。
今年度の志学祭も昨年同様、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにオンラインで行いました。SNSを活用して行ったクイズ・キーワード企画やファッションショー企画、課外活動団体による楽器演奏のパフォーマンスや例年ステージ企画として発表している『劇団ポリス』による、日常に潜む危険からの身の守り方をテーマとした演劇を、生配信と事前収録を織り交ぜながら行いました。
昨年は万全の感染症予防対策を講じたうえでオンラインでの生配信を成功させ、視聴回数も1500回を超えることが出来ました。そのため、今年は昨年の実績を踏まえ、すべてのことに、より一層レベルの高いものが求められ、私たち自身、よりよいものを作ろうという思いのもと、大学祭実行委員会一同努力してきました。多数の方にご視聴いただき、その結果、YouTubeの生配信に加え、見逃し配信も行ったオンライン志学祭の視聴回数は1700回を超え、ご視聴いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
今年の志学祭を準備していく上で一番大変だったのは、やはり新型コロナウイルス感染症対策を様々な面で常に気を配らなければいけなかった点でした。何を行うにしても国から推奨されている感染症対策はもちろん、学内の感染対策に加え、自分たちで考え得る限りの感染症対策を行いました。昨年はできなかった対面でのミーティングを行ったり、企画リハーサルはPCR検査を複数回実施し、常に感染対策のことを意識して行動してきました。
昨年、先輩方が1から作り上げたオンラインでの志学祭を無駄にすることなく、よりパワーアップしたものにするため、委員会一同団結してきました。私自身、委員長になって、この1年、私一人では乗り越えられないことの連続で、今年度の志学祭が成功したのも委員会のみんなや関わってくださった課外活動団体様、そのほか様々な方のご協力があってこそだと思います。
第56回志学祭が終わった今、だれ一人として新型コロナウイルスに感染していないのは、私たち大学祭実行委員会が徹底した感染症防止対策を行ったことはもちろん、委員会に所属する一人一人が自分たちにできる対策を根気強く行ってくれたからだと自負しています。志学祭当日のフィナーレの挨拶にて、「1日でも早く元の日常が戻ってくることを願っています。」と話しをさせていただきましたが、来年度の志学祭も例年通り対面で行えるか、それともオンラインでの開催になるかはまだわかりません。しかし、どんな開催方法になったとしても、私たちは老若男女問わずすべての皆様に楽しんでいただけるよう、委員会一同取り組んでいく所存ですので、第57回志学祭をぜひ楽しみにお待ちください。誠にありがとうございました。