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歴史文化学科の学生が「歴史文化フィールドワーク」(学外授業)であべのハルカス美術館と堺アルフォンス・ミュシャ館に行ってきました。7/10(土)

2021/07/17

 歴史文化学科では、1回生の必修科目として、学外での「歴史文化フィールドワーク」を実施しています。7月10日(土)は、大阪府所在の美術館を訪れました。

 午前中には、大阪市にあるあべのハルカス美術館を訪れました。集合場所は大阪大谷大学のハルカスキャンパス(ハルカス23階)です。「密」を避けるため、グループごとの集合時間が異なります。

まず、今日の訪問先と注意事項の確認を行い、「あべのハルカス美術館」の藤村忠範学芸員からお話をうかがいました。

 藤村さんには、開催中の「ポーラ美術館コレクション」展の構成と、展示作品の見方を教えていただきました。たしかに、絵画の筆触(タッチ)や絵具の厚さは、作品を前にしてこそ十分に観察できるものだと思います。貴重なお話をしてくださり、誠にありがとうございました。

続いてハルカスの16階まで降り、「ポーラ美術館コレクション」展を見学しました。

みな熱心に作品を観察し、メモを取っています。

実際の美術作品を前にして、学生たちはどのように感じたのでしょうか。  

見学会当日に提出されたワークシートから紹介しましょう(一部編集しています)。

・クロード・モネの《睡蓮》について・・・写真と少ない情報しか知らなかった時は、とてもきめ細かで繊細に描かれた平坦な作品だと思っていたが、今回実物を見て、油絵特有の凸凹があることが分かった。

・ルノワールの《レースの帽子の少女》・・・写真で見るより筆のタッチが繊細で色彩も素晴らしかった。

・マティスの《襟巻の女》について・・・誰でも描けるようにも思われる絵のタッチだが、背景の補色や赤い唇が強い女性の印象を作っているようだった。背景の格子模様とスカートの模様を同じにすることで、統一感もあった。

興味深い作品ばかりで、見学時間が足りないと思った学生も多かったのではないでしょうか。機会を見つけて、また訪れてもらいたいと思います。

昼食後は、堺市にある「堺アルフォンス・ミュシャ館」へと向かいました。

 見学の最初に、ミュシャ館の高原茉莉奈学芸員から、開催中の「ミュシャと12の月」展の趣旨を説明していただきました。ミュシャの作品を制作年順ではなく、12ヶ月の流れに沿って展示するという試みを興味深くうかがいました。丁寧に説明してくださり、本当にありがとうございました。

展示室では、美しいミュシャの世界を堪能することができました。

 以下に学生のコメントを紹介します。

・《秋》について・・・春・夏・秋・冬のシリーズの中で、一番季節を感じさせられる絵画だと思った。紅葉のようにオレンジが輝いていて、きれいだと思った。

・《黄道十二宮》について・・・冠や首飾りなどが豪華で華やかであったため、非常に目立っていた。一目でカレンダーであることが分かる絵だった。

・《黄昏》について・・・今までは使う絵具でその絵の雰囲気が決まるものだと思っていたが、描く対象・その対象の表情によって絵の雰囲気はがらりと変わるものだということを学んだ。《黄昏》を例に挙げると、仕草などでもその絵の雰囲気がよく伝わってくるということも学んだ。 

 今回の歴史文化フィールドワークでは、魅力的な美術作品をたくさん見ることができました。美術作品だけでなく、その背後にある歴史や文化についても多くの発見があったのではないでしょうか。あべのハルカス美術館と堺アルフォンス・ミュシャ館のご協力に、改めて心からの御礼を申し上げます。

(文責I)

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