大阪大谷キャンパスブログ OSAKA OHTANI CAMPUS BLOG

SEARCH
NEW ENTRY
CATEGORY
CARENDER
ARCHIVE

シリーズ 「先輩に聞こう!!」  Vol.5

2019/01/25

教員として現場で働いておられる先輩に話を伺う『シリーズ 先輩に聞こう!!』。第5回目は、現在大分県の小学校に勤務されている加来将太郎さん(教育学部教育学科 平成29年3月卒業)に聞いてみました。

―現在のお仕事について聞かせてください―
大分市立別保小学校で教員として働き始めて、もうすぐ2年になります。今年度は4年1組の担任を受け持ち、38名の子どもたちと毎日楽しい日々を過ごしています。全校児童1000人を超える大規模校なので職員の人数も多く、たくさんの学びがあります。学ぶ環境がないと何もしない性格なので、自分からそれぞれ違う部会で提案授業を学期に1本ずつの計3本を引き受けて授業研究をしたり、図工主任になって図工主任会で絵の指導の勉強をしたりと、大学で身につけた積極的に学ぶ姿勢を今も貫いています。




―イキイキ活躍されているのが写真からも伝わってきます。教員をめざしたきっかけなど教えてください―
小学校、中学校、高校と学校が大好きで、人とかかわることや人前で話すことが好きだったこともあり、友だちが多くどちらかといえば社交的な性格でした。休み時間は友だちと遊ぶのに飽きると、職員室に行って先生たちと話すのも楽しみの一つでした。そんな日々を過ごすうちに、学校で働くことに憧れを抱き、子どもが大好きだったこともあって、高校生の頃からは小学校教員になることを夢見るようになりました。教育学部に入学したのは、この夢を叶えるためです。また、大阪の文化や人にも興味があり、在学中に大阪の良さに触れたいと思ったのも決め手の一つです。 

―大分のご出身ですもんね。大阪大谷大学で過ごした4年間の感想をお願いします―
特別支援教育専攻の発達支援教室での学びは、この大学ならではの強みだと思います。地域に住む発達障がいのある子どもたちとその保護者と週に1回学内でかかわれることで、子どもの良さを伸ばすにはどう接すればいいか、保護者の "気持ち"への寄り添い方などが自然と身についたように思います。また、いろいろな地域出身の学生が集まっているので、多様な価値観に触れることができるのも魅力の1つだと思います。
大阪大谷大学は、自分の意志さえあれば、サポートが十分受けられる環境だと思っていました。ただし、受け身でいると全く意味がないと思っていたので、自分から何が必要なのか取捨選択しながら夢に向かって進んでいったように思います。また、周りの支えが大きく、ゼミの仲間や小田先生(:ゼミ指導教授)、教職支援課のみなさんには、とてもお世話になりました。周りの支えもあったおかげで伸び伸びと比較的自分のやりたいように学べたと思っています。自分で考えて行動するという力(プランニングスキル)が大学4年間で1番身についたと思います。 

                                      

―大学生活で一番頑張ったこと、と言われて思いつくことは何ですか―
教員採用試験に一発で合格することが最大の目標だったので、そのために様々な経験を自主的に求めていました。その中でも、実際に1番役に立っていると思うのが地域の小学校での学生サポーター経験。毎週水曜日に支援学級の子どもたちと一緒に授業を受けたり、授業のサポートに入るなどしていました。2回生から4回生までの3年間続けて、学校現場の雰囲気を肌で感じることができました。

―教員をめざしている学生へ、メッセージをお願いします―
教員をめざしているのであれば、大阪大谷大学は近道になる大学だと思います。特に、特別支援教育専攻は、他では学べない実践や経験がたくさんできます。発達障がいの子どもとのかかわりや小中学校・支援学校でのインターンシップなどは、この大学だからこそできた経験だと思っています。大阪大谷大学で学んだからこそ、今の自分があると言っても過言ではないと思います。たくさん学んで素敵な先生をめざしてください。

提供いただいた写真は、充実した日々を過ごされていることが伝わってくるどれも魅力的なものばかり。
ぜひそのパワーを活かして、さらなる高みをめざしてください!

Copyright © Osaka Ohtani University. All Rights Reserved.