2017/03/01
現在、本学では防災についての取り組みに力を入れており、学生が富田林市の防災訓練や錦織町内会の自主防災訓練などに参加しています。しかし、こうした活動に学生が参加していることや防災に対する知識などは、未だ大学内では認知度が低いように感じ、平成28年12月17日~12月18日に行われた「リーダーストレーニング」の1つの企画として<防災クロスロード>を実施しました。(※防災クロスロードとは、カードゲームを通じ、参加者は、災害対応を自らの問題としてアクティブに考えることができ、かつ、自分とは異なる意見・価値観の存在への気づきも得ることができるもの)
この企画をより良いものにするため、事前に神戸クロスロード研究会から濱尚美さんに大学にお越しいただいて、クロスロードの説明やアドバイスを受けました。また、阪神・淡路大震災で被災した時の話も聞くことができ、参加した私たちにとっても貴重な体験となりました。
約130人が集まっての<防災クロスロード>
<防災クロスロード>の司会をする文化会会長
当日は、全課外活動団体から各2名もしくは1名と委員会から7名の参加者で、7名と9名の班を12個作り、<防災クロスロード>を行いました。濱さんから頂いた資料(パワーポイント)と貴重な体験談を自分なりに解釈し、自分の言葉で参加者に伝えることができました。また、クロスロードもかなりの盛り上がりを感じ取ることができ、問題に対して自分の意見をしっかりと伝え、そして他の人の意見もしっかりと聞くという姿を参加者全体から感じることができました。この企画で少しでも防災に興味や関心を持つ学生が増えると嬉しく思います。
文化会会長 多田信太郎