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「教員採用試験」に合格しました!!2013 Vol.12 [教育福祉学部 教育福祉学科4回生 -門野さん]

2013/12/25

教員採用試験合格学生インタビューもいよいよ最終回となりました。門野さん、よろしく!!

このたびは「大阪府・小中いきいき」枠での合格おめでとうございます。教師をめざしたきっかけと、この連携枠で受験した理由も併せて教えてください。
ありがとうございます!!大学進学の際に教師をめざしてはいたのですが、もともとは小学校教諭メインで考えていました。それが、昨年の小学校での教育実習、そして今年の中学校での教育実習を経て、めざす方向を連携枠(小中いきいき)にしたいと考えるようになりました。
どちらの実習も母校でさせていただいたのですが、担当したのが小学校6年生と中学校1年生で、2年連続で同じ生徒を受け持つことになったんです。ここで、俗に言われる「中1ギャップ(※)」に直面することになりました。去年小学校で、先生の問いかけに元気よく挙手していた子どもたちが、一転して手を挙げられずじっとしているんです。能力的にも意欲的にも縮こまってしまっている。実地でそのことを経験し、僕に、何かできることはないのか?と考えた結果、この連携枠を目指しました。受験倍率こそ高くないけれど、小・中どこへ配属されるかわかりませんから、今後は厳しい道だと覚悟しています。


あえて厳しい道を選んでしまうタイプということでしょうか。採用試験も複数箇所での受験だったんでしたね。
はい。北海道と横浜市も受験しました。自治体各々の試験内容に沿った勉強をするのは正直なところ大変でした・・・。これまでに、こんなに受験で苦労したことはないくらい。なかでも、北海道はどの自治体よりも早く筆記試験を実施します。ここでの結果が試金石になると考え、タイトなスケジュールの中チャレンジしました。二次試験も二日間で「模擬授業」「個人面接」「実技試験(ピアノ・体育)」「集団討論」「適性検査」「教科指導検査」と今振り返っても結構な密度でしたね。

その密なスケジュールの中、策略をめぐらせたとか(笑)。
いや、作戦と呼んでください。僕はエントリーシート内で自分のテーマを「結縁力(けつえんりょく・造語)」と名付け、「(前略)初対面の人にも臆せず声を掛け、いつのまにか新たな人間関係や集団を築くことで、同じ目的をもって結束するきっかけを作り出せる」と定義しました。他の受験生はどうやら東北の人がほとんど。ここは行っとかないと!と思い、集団討論の他のメンバーを一人ひとり探し出して集め、事前対策を持ちかけました。
討論の進め方を相談し、同意を得た時点で、“司会を僕に”という流れになりましたが、そうすることで誰かが油断してはいけない、全員で持ち回りという意識を持とう、と説得しました。まあ、本番では結局僕が司会をしたわけですが。でも、事前の準備が功を奏し、完璧!と言える出来だったと思います。

結果、横浜市の合格こそ逃したけれど、北海道・大阪府とも合格。
これまでのお話からは、挫折や悩みを知らないスーパーヒーローに思えるのですが・・・
いや~、とんでもないです。実を言うと大学受験も第1志望は不合格でした。それに、1回生の終わり頃、ふとしたきっかけで父親の本音を聞いて教師への道すら考え直したほうがいいのか迷ったこともあります。
僕の実家は福井県にある料亭で、父親が板前を務め、母親も女将として働いています。もう二人とも還暦に近い年齢で、やはり体力的・精神的に厳しいこともあると思うんです。僕には兄も妹もいるのですが、どちらも跡は継ぎません。
そんな状況で、酔っぱらった父の口から「(料亭の)看板をこのまま下ろしたくないんだ」と聞かされて。普段はそんなことを全く感じさせない父ですから、これが本心なんだろう、継ぐとしたら僕しかいないんではないか、どうしたらいいのか・・・と。
相談した大親友の河田君は“やりたいことをやるように。今できることをまずやるべき”とアドバイスしてくれ、そののち母からも全く同じことを言われました。自分は周りのみんなに支えられていることを実感し、改めて教師への志を強くしました。

お父様はちょっと残念で淋しいかも・・・。
いえ、結局、お酒の入っていない時(笑)に改めて色々話してみて、その点は納得してくれています。父の本音を知れたことは逆に自分の根幹部分を強くしてくれました。


教育学会でも発表(その折りの様子はこちら>>>)、卒業パーティーの委員も担当しフットサルサークルの部員でもある。そのバイタリティの源って何なのでしょう。
いろいろありますが、何か一つ挙げるとすれば、ボランティアでの経験でしょうか。
3回生の2月に国際ボランティア団体へ登録し、カンボジアで現地の青空学級の言語指導を受け持たせてもらいました。そこから帰国し、5日後には大学の研修でアメリカへ(モラビアン校研修)。こちらでも同様に、現地の学校でサポーターや言語指導を担当しました。生活環境や開発の進み具合の全く違う2か国での経験から、ハングリー精神をつかんでこれたと思います。
また、ザ・職人!の父とは正反対の、明るくて強い母の遺伝子も間違いなく影響大です(笑)。


話しているだけでもそのパワーが伝わってきます。では最後に、めざす教師像を教えてください。
子どもたちの表現力・自己肯定力を育むことのできる先生になりたいです。子どもたちに絶対に忘れられない教師になりたい、というか、ナリマス!

忘れたくても忘れられない…ことは間違いないくらいの個性派!これからの活躍、期待しています。

 

「禁煙は一度考えたけど、”あえて”しなかった。何か一つ『負』の力も自分の糧としたい」
----ちょっと格好よすぎない?と聞くと、
「あ、バレましたか(笑)、実はここ(喫煙場所)を試験勉強が辛い時の逃げ場にしてたんスよ」だそう。


 

 

※中1ギャップ・・・小学校から中学へ進む際に、学習内容や生活リズム、環境の変化などが原因で自信を無くしたり、表現力や伝達力などが低下するなどの現象。いじめや不登校のきっかけになる恐れを含む。小中段差とも呼ばれる。


教職教育センター詳細はこちら>>>

 

 

 

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