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「教員採用試験」に合格しました!!2013 Vol.7 [教育福祉学部 教育福祉学科4回生 -赤阪さん]

2013/12/03

教員採用試験合格学生インタビュー第7弾は、「堺市 小学校・特別支援学校小学部」教諭合格の赤阪さん。
よろしく!

このたびはおめでとうございます。まずは、教師をめざそうと考えたきっかけについて教えてもらえますか?
教師をめざそうと思ったのは、ある先生との中学校での出会いが全て、と言えます。僕は中学の頃までは自分に自信を持てないタイプで、それが、その先生(以下T先生という)のおかげで別人に生まれ変わった、と思うくらい変化したんです。
T先生は、僕ら生徒から見ても、本当に僕たちのことを考えてくれているなあ、と感じられるとても情熱的な人。時には一緒に喜び、涙し・・・。そんな先生にそれまで出会ったことがなく、とても衝撃的でした。
僕は当時から歌が好きで、そのことを知ったT先生の発案で『男声(だんせい)合唱団』が結成され、先生の指名でリーダーを務めることに。その活動の中で、“自分にこんないいところがあったんだ・・・!”と気づくことができ、また人をひっぱっていく力とはどういうものであるのかを知って、それが自信にもつながりました。相手の適性を活かし指導する、ってなんて素晴らしいんだろう!と思い、ぜひこんな先生になりたいと考えるようになりました。
既に定年退職されているT先生とは今でもお付き合いがあり、教育実習後にも飲みに行こう、と誘っていただいたりご自宅へ伺わせていただいたりしています。

教育実習で貴重な経験をされたとか。
僕の担当したクラスには、特別支援学級に通っている児童が一人いたんです。彼がいることで、周囲の子どもたちが彼のために行動していて、また彼自身が周囲のために行動していることも実感することができました。あと、本当に偶然、だと思うんですけど、その彼が、僕が最初の週に行った体育の授業で、飛べなかった跳び箱の段を、最終週の少し前に飛ぶことができたんですね。それまでできなかったことができた時の喜び、その過程に立ち会えたことは大いに励みになりました。

ボランティア活動についても聞かせてください。
フォークソング部に入部した時、同じ教育福祉学部(:現 教育学部)の先輩から「教師をめざすなら、ボランティア活動で子どもと接して、色んな経験をしておいたほうがいいよ」とアドバイスを受け、ボランティアサークルAnnでボランティア先を紹介してもらいました。そのとき参加した金剛コロニーの『ちびっこステイ』という活動が、自分にとって最も大きな分岐点になりました。
参加者は、僕がそれまでに接する機会のなかった重度の障がいを抱えている子が多く、最初は少し戸惑いました。けれど、彼らの持っている素直さ・ひたむきさに触れ、僕の戸惑いは消え去りました。4年間、この活動に携わることができて本当に良かったと思います。

先日、在校生向けの講演を担当したそうですね?
教員採用試験の合格体験談を話しました。僕は、中・高で筆記試験をどうクリアするのか、に関しては学習方法も含めていろいろ経験を積んできたと思っています。ただ、そのことで自分の力を過信して、本格的に教職教養の勉強を始めたのはこの4月。きちんと学んできているつもりでしたが、記憶に刻みきれていないことがよくわかりました。もっと早く始めればよかった…!とつくづく思いました。
僕は、教師になりたいという気持ちがある以上、面接で大差がつくものではないと思っています。もちろん、練習することで相手に自分の考えを伝え、上手にアピールする表現を工夫することは可能ですし、実際僕も面接の練習だけでも100回近くしていただきました。よく“面接はぶっつけ本番”という声を聞きますが、それは違うと思います。
ですが、合格をめざすなら、やはり差がつくのは筆記試験だと思うんです。とにかく、正答を見ながらでも問題を解く。そうして何度も繰り返していくうちに、問題の傾向もわかります。苦手意識のある人はそんな方法を試してみるのもいいと思います。
結論としては「予定を組め!」で当日の講演を締めくくりました。メリハリをつけ、やるときはやる。試験前でも遊んでいいと思うんです。僕はバイク通学なので無理ですが、電車通学なら通学の時間はきっと全力で集中すると思います。特に追い込まれないとやらないタイプの人は、予定を立てて、体調管理に十分留意したうえでやれることを全てやる気で向かってほしいですね。

ところで・・・、実はVol.4(リンク>>>)にも登場してくれてるんですね?
あ、はい。真ん中の写真の左は僕です。学園祭での様子はそちらでご覧ください(笑)。


インタビューでの話しぶりからも“情熱”が伝わってきて、こんな先生がいたら学校に行くのが楽しそう・・・と感じました。ぜひその情熱で子どもたちを包み、導いていってください!

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