大阪大谷キャンパスブログ OSAKA OHTANI CAMPUS BLOG

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歴史文化学科の学生が「古文書調査」を実施しました。

2021/09/17

歴史文化学科では、毎年「古文書学」や「歴史学実習」を受講する学生を中心として、羽曳野市の旧家に赴き古文書調査を行っています。

昨年度はコロナ禍で実施できませんでしたが、今年度は本学が所蔵する田中家文書を対象として、学内で実施しました。

調査に先立って田中家を見学させていただきました。

江戸時代の田中家は、本学が所在する錦織村の村役人をつとめていました。

茅葺きと瓦葺きを組み合わせた大和棟の屋根がとても印象的です。

蔵を改装した郷土史料館には、さまざまな民具が展示されていました。

土間には、かまども残されています。

室内の調度品も立派なものばかりで、驚きを隠せませんでした。

大学に戻って、古文書の整理作業に入りました。

本学で長らく「古文書学」の授業を担当されてきた山中浩之先生と、来年度から「古文書学」の授業を担当してくださる予定の飯沼雅行先生も参加してくださりました。

初日は、整理済のものをラベルの番号順に並べ、箱に入れ直す作業を進めました。

2日目以降は、未整理分のクリーニング作業やラベルを貼る作業に取りかかりました。

初めて古文書に触れる学生も多く、有意義な3日間を過ごすことができたのではないかと思います。

最後になりましたが、田中家の皆様には本当にお世話になりました。

誠にありがとうございました。

(文責:B)

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