2021/09/08
昨年度はコロナ禍で実施できませんでしたが、今年度は人数を限定して「河内を歩く会」を実施しました。
当日は、歴史文化学科1回生の学生9名が参加してくれました。
まずは、13時から事前レクチャーです。
この企画が普通のウォーキングと少し違うのは、地図を分析しながら、歩くコースや見所を自分で設定するところにあります。
トレーシングペーパーにコピーした現在の地図を、明治時代の地図に重ね合わせて、古い街道が現在のどの道にあたるのか探します。
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この作業をすることで、江戸時代以来の道が本学のまわりにもたくさん残っていることがわかりました。
15時に出発です。
本学を出発し、河内長野駅まで東高野街道を約5km歩きます。
東高野街道と併走する近鉄長野線は、明治35年(1902年)に河南鉄道として開通しました。
あらかじめ地図で確認しておいた小川と交差するところへ赴くと、当時のものと思われる煉瓦積みの橋台が残っていました。
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みんな興味深く観察しています。
古い街道沿いには、一里塚や地蔵など、過去を探る手がかりが何かしら残っています。
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当日は、5kmの道のりを約2時間かけて歩きました。
暑いなか、お疲れ様でした!
(文責:B)