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【歴史文化学科】学生が<フレッシュマンキャンプ>に行ってきました。4/4(木)・5(金)

2019/04/22

4月4日(木)・4月5日(金)に歴史文化学科の学生が「フレッシュマンキャンプ」に行ってきました。

このキャンプには、歴史文化学科の新入生と教職員全員、またサポート役の3回生が参加します。

入学して間もない1回生が、同期の学友・上回生・教員との親睦を深めること、また大学における学びと研究がどのようなものであるか知ることを目的として行われます。

今年は、1日目にホテル&リゾーツ長浜にて学科オリエンテーション(教職員と新入生・3回生の自己紹介、見学の事前講義)、グループミーティング(履修登録の相談)、ゲーム大会を行い、2日目に彦根城の見学を行いました。

最初は緊張した様子だった新入生たちは、日程が進行するにつれて徐々に打ち解け、帰り際には多くの笑顔が見られるようになりました。実際のキャンプの様子を、写真とともにご紹介しましょう。

1日目の朝、天王寺公園南側のバス駐車場に集合し、2台のバスに分乗して滋賀県・ホテル&リゾーツ長浜に向かいました。途中、多賀サービスエリアで昼食休憩を取りました。

多賀サービスエリアは、「敏満寺遺跡」という中世の遺跡の上に立地する、全国的にもきわめて稀なサービスエリアです。建築物は残されていませんが、土塁などからは当時の姿がうかがえます。昼食を終えた学生たちは、歴史学領域の馬部先生による解説を聴きながら遺跡を見学しました。

馬部先生の解説を聴きながら敏満寺遺跡を見学

昼過ぎに、宿泊先のホテル&リゾーツ長浜に到着しました。早速、ロイヤルホールで学科オリエンテーションを行います。

学科長の村田先生の挨拶に続き、学科の全教職員が自己紹介をしました。それぞれが、自身の体験談を交えながら、大学での学びと研究に関するアドバイスを述べ、新入生が実り多い学生時代を過ごせるようエールを送りました。

引き続き、翌日の見学に向けて、考古学領域の犬木先生、歴史学領域の馬部先生、美術史学領域の苫名先生が事前講義を行いました。

その後、サポート役の3回生と新入生が自己紹介をして、学科オリエンテーションを終えました。

続いて、ゼミごとに分かれてグループミーティングを行いました。ここでは、教員と上回生に相談しながら、履修する科目を決めます。大学では、高校とは異なり、どの科目を履修するか自分で選択しなければなりません。初めて履修登録をする新入生には戸惑いもあったと思いますが、3回生が親身にサポートしてくれたおかげで、各自納得のいく時間割を作成することができました。

        

犬木先生による事前レクチャー

グループミーティングの様子

ビュッフェ形式の夕食の後、3回生主催のゼミ対抗ゲーム大会が行われました。これまではまだ互いに遠慮がちだった新入生たちも、このゲーム大会を通じて、大いに親睦を深めることができました。

2日目は、ホテルをチェックアウトして、バスで彦根城に向かいます。

到着後、バスから降りて城内に入り、馬部先生から城の設計や構造についてのレクチャーを受けながら、天守閣を目指して進みます。解説を聴きながら見学すると、城の至るところに防御のための工夫がこらされていることがわかり、新入生たちは驚いている様子でした。

天守閣に到着し、全員が急な階段を上り切って見学を行った後は自由行動となり、それぞれ玄宮園や彦根城博物館などを訪れました。

馬部先生のレクチャーを受けながら彦根城を見学

天守閣前に姿を見せたひこにゃん

天守閣前で記念撮影

時間は瞬く間に過ぎ、昼ごろに彦根城を後にして、バスで帰路に就きました。途中、バイキング形式のレストランで昼食を取り、夕方には天王寺に到着して解散となりました。

このフレッシュマンキャンプを通して、新入生たちは、大学生活の第一歩を順調に踏み出せたように思います。大学生活を送る中で、迷い、悩むこともあると思いますが、それらも自分の糧として、充実した4年間を過ごすことを願っています。

最後になりましたが、フレッシュマンキャンプにご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました。

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