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歴史文化学科の学生が「美術史学実習」に行ってきました。10/15(土)、11/19(土)

2016/12/08

歴史文化学科で開講している「美術史学実習」では、毎年、近隣の寺社や博物館・美術館を訪問しています。

10月15日(土)は、神戸市にある兵庫県立美術館と神戸市立博物館を訪れました。

まず、午前中に、兵庫県立美術館で「世界遺産 ポンペイの壁画」展を観賞しました。

この展覧会には古代の壁画が展示されています。火山噴火で埋もれてしまった都市ポンペイと、ポンペイ近郊から出土したものです。

壁画を手がかりにすると、当時の人々の生活や信仰を生き生きと想像することができます。

受講生は、作品の迫力に驚きつつ、熱心に観察していました。

見学後は、TAの大学院生に感想を伝え、疑問点を話し合います。

以下に、感想の一部を紹介しましょう。

・壁画全体が残っているわけではなく、断片のみの展示も多かったが、色彩が豊かで印象深かった。剥落部分は「おそらくこの描写じゃないかな?」と想像しながら見学をして、面白かった。

・壁画制作に実際に使われていた道具も展示されていたが、かなりの労力が必要で大変な作業だなと思った。また道具は現在使われているものとほぼ同じで、時代を超えたつながりが見えて面白かった。

・神話主題の描写が多くあり、何の話か分からない部分もあった。勉強を重ね、知識を増やしていきたい。

午後は、神戸市立博物館に移動し、「松方コレクション」展を見学しました。

この展覧会には、実業家の松方幸次郎氏が収集した美術作品約160点が展示されています。

受講生は、モネやピカソなどの国宝級の名画を堪能しました。

見学後には、次のような感想が出ました。

・人物画は、輪郭線がまるでないのに、ぼかしだけでも対象の姿がわかった。作者の技術のすごさに圧倒された。

・風景画がとても印象深く、水の冷たさなどが具体的に感じられた。

・西洋絵画から日本絵画まで幅広い作品が展示されていて、松方氏の関心の広さがうかがえた。この幅の広さを見習って、今後の大学生活では様々な分野の展覧会を見て、視野を広げたい。

11月19日(土)は、大阪・中之島に行き、国立国際美術館で「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展を観賞しました。

この展覧会では、イタリアの「水の都」ヴェネツィアで15~17世紀初頭に制作された絵画57点を見ることができます。

ヴェネツィアはカーニヴァルでも有名な都市です。

カーニヴァルのように、絵画も華やかでした。実際に作品を目にすると、予想外の発見・感動が多くありました。

受講生は、今回も様々な感想を残してくれました。

・ヴェネツィア派は色彩が豊かと学んできたが、その特徴はとくに衣服に強くあらわれていると感じた。

・ティツィアーノの《受胎告知》は、授業中にスライドで見た時よりも迫力があると感じ、一番印象に残った。

ティントレットの《ノアの箱舟に入っていく動物たち》について、以前から興味があった作品だったので、今回の展示で見ることができてよかった。動物をここまで繊細に描けるものかと驚いた。

10月、11月と2回にわたった学外実習は、とても有意義な学びの機会となりました。受講生のみなさん、お疲れさまでした!また、実習の補助をしてくれたTAの吉田くん、ありがとうございました。

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