2013/07/03
6月23日(日)に、ある結婚式(披露宴)に出席してきました。
なぜ、文化財学科のブログに結婚式?と思われるかも知れません。
実は、新郎・新婦とも文化財学科の卒業生なのです。
新郎は私のゼミで古墳時代に関するテーマで卒業論文を執筆しました。新婦は別のゼミで、民俗学に関するテーマで卒業論文を執筆しました。
大谷女子大学が共学化し、大阪大谷大学として新たにスタートしたのが2006年4月。また、文化財学科として、共学化後初めての卒業生を送り出したのが2010年3月です。私の知るかぎり、文化財学科の卒業生どうしの結婚は、初めてではないでしょうか(もし他にいましたら、すみません・・)。
新郎・新婦が同期生ということもあり、当日は、同学年の懐かしい顔ぶれがならびました。皆さん、元気そうで何よりです。
前日まで雨模様の日が続いていたのですが、その日だけは雨も上がり、披露宴は終始落ち着ついた雰囲気で進みました。
当日、もっとも驚かされたのは、“前方後円墳”の形をしたウェディングケーキです。
新郎・新婦が入刀する前の状態を、何とか写真におさめることができました。
まずは、斜め上方からのカットです。
次に、真上からのカットです。
古墳に立て並べられた“円筒埴輪”も忠実に表現されています。
最後に、“後円部”の墳頂部に並んだ「踊る埴輪」の拡大写真。
右側に新郎、左側に新婦。
なかなか芸が細かいですね・・。
「結婚式なのになぜ古墳?」などという細かい詮索はやめておきましょう。
新郎は、趣味が「古墳めぐり」というほどの古墳好きなのです。
新郎の〇〇君、こんなわがままを許してくれる奥様をくれぐれも生涯大切にしてくださいね。
お二人とも末永くお幸せに。
(文責:T・I)