2013/07/02
卒業生が遊びに来てくれました!先日、学生課からなんだかにぎやかで楽しそうな笑い声が。覗いてみると、輪の中心には一人の若者。なんだか学生とはちょっと違うけれど、妙になじんでいる・・・
「バレー部の様子を見に来たんですけど、大学に来たらまずは学生課へ顔出すんです。ここで1時間とか簡単に過ぎてしまいます。」そう話してくれたのは、卒業生(2010年 人間社会学部人間社会学科卒業)の澤賢治(さわけんじ)さん。現在、奈良県立大和広陵高等学校の教員である彼は、なんと今年、奈良県の男子バレーボール国体(国民体育大会)選手権「少年の部」の選抜チーム監督に大抜擢!!重責を担うことになったとのこと。そこで、インタビューをお願いしました。
Q:まずはその意気込みについて聞かせてください。
澤さん:実は、昨年も選抜チームのコーチは務めさせてもらってたんです。今年のメンバーに関しては、10日ほど前に決定したところで、何もかもこれからという感じです。インターハイなどの他の大会との調整をしながら、8月末の近畿ブロック突破を目指したいと思っています。ここ数年、近畿ブロックは勝ち抜くことができていませんので、ますはそこからですね。
Q:バレーボール歴は長いんですか?
澤さん:小学校で始めましたが、実は中学校ではサッカー部に所属。高校でも最初はサッカーかな・・・と思っていたんですよ。それが、高校の先生にバレーボール部に誘っていただいて、それからはずっとバレーボール一本ですね。
Q:大学でのバレーボール部の印象的な思い出は?
澤さん:僕らは大阪大谷大学が共学になって初めての入学生なんです。男子バレーボール部は当然存在しなくて、一からつくりあげていったんです。上級生は全て女性、という環境の中、部を立ち上げていったわけですから、思い出だらけというのが正直なところです。
Q:クラブ以外の大学生生活についてはどうでしたか。
澤さん:僕は高校生の時まで人見知りが激しくて、人と話をするのが苦手だったんです。それで、大学に入ったらその点を絶対克服しよう、そう決めてこの大学に進学しました。だから、結構初めから飛ばして、人と関わるチャンスがあればかならずチャレンジしました。「オープンキャンパス」や「フレッシュマンキャンプ」のスタッフとかを4年生まで続けてやって。最後には卒業記念パーティー実行委員長として司会者もやりました。結局、自分が何をしたいか、が大事なんだと思います。教員になった今もつくづく“コミュニケーション”力って大切だと思うので、チャレンジを続けてよかったと思っています。
Q:大学進学の時に教員になろうと決めてたの?
澤さん:はい。体育の先生になるにはどこへ進学すればいいか、が進路選択のスタートでした。さきほど話に出てきた、高校のクラブ顧問の先生の影響は大きいと思います。それで、先生になるにはこのまま人見知りではいけないな、そう考えて自分から人に対してコミュニケーションを取ろうと考えました。
Q:教員になって、今年で4年目。心境に変化はありますか。澤さん:この4月に3年生の担任になりまして。これから彼ら全員の進路を担当するのかと思うと、かなり気合いが必要だなと。経験値も不足していますし、生徒と年齢が近いので距離の取り方を模索している途中です。でも、楽をしてしまったら、良い結果が出ても喜びも半減すると思っていますので、精一杯頑張ろうと思います。
インタビュールームを、爽やかな一陣の風が吹き抜けて行く心地がしました。終了後も、学生課のスタッフに囲まれての歓談は続き、同期の友人が来ると、さらにその場は盛り上がって、「次はこいつを取材してくださいよ!なっ、決定!」と次の卒業生紹介までしてくれました。それでは日浦君、次回はよろしくね!!!(笑)
学生課スタッフメンバーとのショット☆