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人間社会学科発「ある公認心理師からのミニ情報」2

2020/05/26

2回:公認心理師の試験は今年どうなる?

 いよいよ初夏の季節になってきましたね。最近は新型コロナ肺炎の関係で、外出自粛要請やら大学でもオンライン授業やら、いろいろと大変な状況です。皆さんの心理的ストレスも自宅に待機し続けている状態ですと、蓄積してしまうかもしれませんね。もちろん、自宅にいることが非常に快適な人にとっては、それほどのストレス状態にはならないでしょうけれど。

 国家資格の試験日についても変更になったものがあります。心理専門職の国家資格である公認心理師の試験日も今年は当初6月の予定でしたが、延期となりました。この原稿を作成している段階では新たな試験日はまだわかっていない状態です。コロナの影響がいつまで続くかはわかりませんが、公認心理師の試験は数年後には2月実施にすることが計画されています。この2月は他の国家資格の試験日も同じような時期みたいです。人間社会学科では社会福祉士という国家資格の受験資格も得られるようなカリキュラムになっていますが、この資格試験も2月に実施されています。

 ところで、「大学に入る前や入った直後に、公認心理師のような資格を目指していて、途中で進路変更(要は、予想していたよりも難しい、あるいは、その他の理由で資格取得をあきらめるケース)をする人って多いのですか?」と質問されることがあります。まだ心理学の国家資格のない時代に、心理専門職を目指す人が大学4年の時にどれくらいになるのか?と、学生数の多いマンモス大学で尋ねたところ、1回生時に心理学を専攻する学生が数百人いて、そのうち、心理専門職を希望する人は、ほぼ9割いたのに、4回生時では同じ希望をしている人は5名程になっていたそうです。これは特定の年度だけではありません。つまり、いろいろな情報を聞いているうちに違う進路を考える学生さんが多いわけです。

 ただし、そのような進路変更が決して悪いわけではありません。進路について、いろいろ調べているうちに、自分と向き合うことができるわけです。進路で迷いがある時に、さまざまな人が相談にのってくれることもあるでしょう。公認心理師も、進路に悩む人の相談相手になる場合があります。もちろん、公認心理師以外の資格や職種の人も、このような相談内容を担当することは珍しくありません。いろいろな立場の方々が相談相手になると、学生さんは多くの意見があって迷うこともあるかもしれませんが、いろいろな考え方を知る絶好のチャンスともいえます。人間社会学科では、社会福祉をはじめとして心理学以外の専門家も多いため、進路変更に悩む時、サポート体制が充実していると個人的には思います。

(人間社会学科教員:小西 宏幸)

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