教育・研究等施設

幼児教育実践研究センター

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お知らせ

幼児教育実践センター長メッセージ

地域と連携し、高い専門性を持った保育者の育成を目指して

河野 清志

大阪大谷大学の保育者養成は、半世紀にわたる歴史と実績を誇り、地域との連携を大切にしながら、未来に向けた質の高い保育者の育成をめざしています。幼児教育実践研究センターでは、「保育の学び直し講座」や幼児教育に関する最新の話題をテーマとするセミナーを開催し、現職保育者のスキルアップ研修や卒業生のリカレント教育の場としてご利用いただいています。また、幼稚園や保育園、こども園との共同研究にも取り組み、さまざまな側面から地域の幼児教育を支援できるよう歩みを進めています。

社会の変化に応じて幼児を取り巻く環境も変化し、保育現場にはますます多様な問題が発生しています。そうした変化に対応するため、大阪大谷大学こども保育専攻では、バランスのとれた「心」「知性」「感性」を持った専門性の高い保育者養成を行ってきております。特に、「遊び文化」「自然教育」「子育て支援」の3つのコースは、全国的にも高い評価を得ており、学生からも就職先で活かしたいという声が寄せられています。

大阪大谷大学幼児教育実践研究センターは、学生、卒業生、そして現職の保育者が共に学び合える環境を提供することで、研究と実践を結びつけ、子どもたちに質の高い保育を提供することをめざしています。今後ともみなさまのご参加とご支援をよろしくお願いいたします。

幼児教育実践研究センター

概要

1966年に旧大谷女子大学として開学した大阪大谷大学は、1970年には幼児教育学科を設置し、40年にわたって数多くの幼稚園教員を世に送り出してきました。また、4年制の保育士養成が希少であった1988年に、他学に先駆けて保育士(旧保母)養成課程を設置、幼稚園教員と保育士の両方の免許・資格を有する専門性の高い保育者を養成してきました。保育者養成における本学の歴史と実績を踏まえ、南大阪地域を中心に広く関西の幼児教育のセンター的役割を果たすべく、2009年度に「幼児教育実践研究センター」を開設いたしました。子どもを取り巻く環境は多様な問題を抱えており、子どもの発達理解に基づいた幼児教育はもとより社会の変容に応じた新たな幼児教育の内容や方法が求められています。本学も幼児教育実践研究センターを拠点に、学際的立場から幼児を取り巻く諸問題を研究し、学生に幼児教育に関する研究の機会を与えるとともに、地域の幼児教育を支援していきます。

沿革
2009年 4月 幼児教育実践研究センター設立
2010年 3月 ソーシャル・ネットワーキング・サービス「たにほわ」を導入
2010年 4月 文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業 採択
2010年 9月 幼児教育実践研究センター(保育室・発達臨床室)改装
2010年 11月 富田林市連携事業の実施・開催<研修・シンポジウム>
2011年 3月 幼児教育実践研究センター紀要第1号発刊
2019年 9月14日 幼児教育実践研究センター開設10周年記念講演会・祝賀会開催
卒業生の方へ

本学では、卒業生の方への就職支援を行っています。求人紹介から履歴書添削・面接練習まで卒業後の就職・転職活動についての相談は、キャリアセンターまでお問い合わせください。大学卒業後3年以内程度の方が対象です。

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