大阪大谷大学

English

平成29年度秋季特別展 薬の宣伝・広告 ~信頼と老舗の誇り~

展示内容

秋季特別展は薬博物館としては国内屈指の規模を誇る内藤記念くすり博物館の全面協力のもと、「薬の宣伝・広告」をテーマに企画いたしました。
日本で薬が商品として売買されるようになったのは8世紀の頃、藤原京や平城京内に設けられた市であったと考えられています。このような市での販売のほかにも、大和西大寺の「豊心丹」のように神官や僧侶が製造し寺社で販売、あるいは全国を巡回しながら販売する方法も出現しました。その後、門前町の薬屋が寺社の権威を傘に着せて販売することも行なわれました。このような歴史の流れの中で、老舗の信頼を勝ち取る、今でいうとブランド力の獲得に、宣伝や広告が重要な役割を果たしてきたと思われます。宣伝・広告のために看板類が本格的に作られるようになるのは江戸時代からで、同時に紙の生産と印刷技術の進歩で"ちらし"が発展し、多色摺りの手法が確立されると「錦絵広告」が始まります。一方「御免」「薬師霊薬」「家伝名方」などのように幕府や寺社の権威を借り、商品の価値を高めようという動きがありました。明治になり売薬取締規則が布告され、誇大広告が抑えられるようになります。現在も患者さんに正確な情報を伝えるために、薬の広告には厳しい規制が敷かれています。
今回の展示は江戸時代の看板や広告(ちらし)を中心に、明治から昭和のものも含め、薬に関する宣伝・広告の歴史を理解していただけるように企画構成しました。この展示を通じて薬の信頼と老舗の誇りが如何に守られてきたかをご理解していただければ幸いです。
最後に本展示を全面的に支援していただいた内藤記念くすり博物館の関係各位に、深甚の謝意を表します。

共催

内藤記念くすり博物館

展示期間

平成29年10月6日(金)~11月21日(火)
※期間中の土曜日は午後も開館します。

開館時間

午前10時~午後4時

休館日

日曜日および10月14日(土)、11月4日(土)、11月10日(金)、11月13日(月)
ただし、10月9日(月・祝)および11月3日(金・祝)は開館

入館料

無料

主たる展示品
  • 白沢像
  • 置看板(仁丹・次亜燐ほか)
  • 掛看板(ノーシン・資生堂石鹸ほか)
  • 錦絵広告
  • ちらし、びらなど
講演会

10月21日(土)午後1:30~(受付開始 午後1:00)
事前申込み不要
演題:くすりの歴史-内藤記念くすり博物館所蔵資料を中心に
講師:森田宏氏(内藤記念くすり博物館館長)

施設一覧
図書館
博物館
教職教育センター
幼児教育実践研究センター
特別支援教育実践研究センター
情報教育センター
国際交流室(海外留学・研修)
英語教育センター(ACE)
ハルカスキャンパス

ページトップ