教職教育センター

教員免許について

教員免許状(教育職員免許状)取得について

取得できる教員免許の種類

文学部 日本語日本文学科 中学校教諭1種免許状(国語)
高等学校教諭1種免許状(国語・書道)
歴史文化学科 中学校教諭1種免許状(社会)
高等学校教諭1種免許状(地理歴史)
教育学部 教育学部 幼稚園教諭1種免許状
小学校教諭1種免許状
中学校教諭1種免許状(国語・英語)
高等学校教諭1種免許状(国語・英語)
特別支援学校教諭1種免許状
人間社会学部 人間社会学科 中学校教諭1種免許状(社会)
高等学校教諭1種免許状(公民)
スポーツ健康学科 中学校教諭1種免許状(保健体育)
高等学校教諭1種免許状(保健体育)
大学院
文学研究科
国語学国文学専攻 中学校教諭専修免許状(国語)
高等学校教諭専修免許状(国語)
歴史文化学専攻 中学校教諭専修免許状(社会)
高等学校教諭専修免許状(地理歴史)
専攻科 教育専攻科 幼稚園教諭専修免許状
小学校教諭専修免許状
中学校教諭専修免許状(国語・英語)
高等学校教諭専修免許状(国語・英語)

教員採用試験について

公立学校教員採用試験

一般的に教員採用試験といわれる試験の正式名称は「公立学校教員採用候補者選考試験(テスト)」といわれ、採用時の選考資料とするために実施されるものです。試験は、都道府県及び政令指定都市の教育委員会で実施されます。試験に合格すれば「採用候補者名簿」に登載されますが、採用が約束されるものではありません。
試験内容は、教職教養試験・一般教養試験・専門教養試験・論作文・適性検査・面接・模擬授業等です。これらは都道府県等によって、また、一次・二次試験によっても試験科目が異なります。

公立学校教員採用試験スケジュール

2月〜4月 2月〜5月 5月〜7月 6月〜9月 8月〜9月
要項配布 願書受付 一次選考 二次選考 合格発表

※近年、3年生で採用試験を受験できる自治体が増加しています。

私立学校教員採用試験

私立学校の教員採用試験は、各学校において実施されるため、採用試験が毎年行われるわけではなく、実施されたとしても内容はさまざまです。公立学校と同様の試験を行うところもあれば、面接のみの場合もあります。

私立学校教員を目指す場合は、各学校のHP・新聞の求人欄・大学あてに寄せられる求人票を確認する、直接心当たりの学校へ問い合わせる等、一般企業の場合と同じような情報収集が必要になります。

都道府県によっては私学団体が実施する試験があり、受験者を名簿に記載し各学校が採用の際の一資料とすることがあります。

公立幼稚園教員採用試験

公立幼稚園は、市町村単位で採用試験が実施されます。各市町村において毎年必ず採用試験が行われるわけではなく、試験の実施時期もさまざまです。政令指定都市レベルでは、教員採用試験と同日に実施されることが多く、それ以外の自治体では、HPをチェックし、希望自治体の実施時期を確認してください。試験内容は、自治体によりまちまちで、一般教養試験・専門教養試験・論作文・適性検査・面接・実技試験等が実施されます。一次・二次・三次試験によっても試験科目が異なります。

幼稚園教員採用試験であっても、幼稚園の免許状だけではなく、保育士資格・小学校教諭免許状等が必要な場合もあります。

私立幼稚園教員採用試験

私立幼稚園の教員採用試験は、各園において実施されるため試験内容はさまざまです。

大阪府をはじめ近畿圏は、園ごとに採用試験を実施することが多いですが、都道府県によっては、私学団体で合同試験を実施することもあります。

「教職教育センターのご案内」の「関連リンク 」から各種情報を収集できます。

共通教育科目の教職科目

教員になるために必要な知識と教養の向上を目指します。教員採用試験筆答試験対策の科目と実践力向上を図るための科目を設置しています。

知識・教養を向上させるための科目

科目名称 時期 対象学年 学習内容
教職総合ベーシックⅠ
<2単位>
【後期】
水曜1限
1年生以上 大阪府下の自治体の教員採用1次試験で実施される「判断推理 ・数的処理・資料解釈・文章理解」の基本を学びます。 基本的な問題を確実に解答できる力を養います。
教職総合ベーシックⅡ
<2単位>
【後期】
水曜1限
1年生以上 全国ほとんどの自治体で実施される「教員採用試験・一般教養(国語・社会・数学・理科・英語・時事他)」について、学習内容を重要事項に絞り、基本問題に対応できる力を養います。
教職教養対策
<2単位>
【後期】
水曜2限
3年生以上 「教育原理」「教育史」「教育心理」「教育法規」「教育時事」等、教員として知っておくべき知識について、教員採用試験での出題内容を踏まえ、重要事項・頻出事項を中心に学びます。
教職総合アドバンスⅠ
<2単位>
【前期】
集中
3年生以上 教員採用1次試験で実施される「判断推理・数的処理・資料 解釈・文章理解」の問題演習を中心とした授業です。頻出問 題を用い、制限時間内に解答できる力を養います。
教職総合アドバンスⅡ
<2単位>
【前期】
集中
3年生以上 全国ほとんどの自治体で実施される「教員採用試験・一般教 養」の問題演習を中心とした授業です。頻出問題を用いて正 確に解答する力を養い、本番での得点力UPをはかります 。
教職直前対策
<2単位>
【前期】
集中
3年生以上 教育時事や学校現場で生じる様々な問題への対応力を養いま す。小論文やエントリーシート、面接において自分の考えを 的確に表現し、伝える力を養います。

実践力を向上させるための科目

科目名称 時期 対象学年 内容
教育
インターンシップⅠ
2回生以上 大学近隣の学校現場で教育活動に参加します。現場の課題を理解することを通じて、教職への意欲を高めます。夏期・春期のいずれかの休業期間を利用し、3~5日間の活動を行います。<1単位> ※ただし、教育学部は専門教育科目に含まれます。
教育
インターンシップⅡ
3回生以上 学校現場の教育活動に接し、実際の課題をより深く理解することを目指します。活動を通じて教職への意欲を一段と高めます。年間32時間以上の活動が必要です。
<1単位>

※ただし、教育学部は専門教育科目に含まれます。

学校教育演習Ⅰ 3回生以上 教員採用試験の面接で何が問われるのか、自分のどこが教員に向いているのか、自己分析を基に教員としての適性を見極め、面接官に分かりやすく自分を表現し、伝える力を身に付けます。
<授業実施 15回 2単位>
学校教育演習Ⅱ 4回生 「彼を知り、己を知れば、百戦殆うからず。」教員採用選考テストの面接の実態を知り、的確な自己分析に基づいた自己表現を身に付けるとともに、学校現場の最新情報や教育課題についての学びを深めます。
<授業実施 15回 2単位>

教育実習・介護等の体験

教育実習

各免許状取得のために必要な「教職に関する科目」に「教育実習」があります。本学では、教育実習を行う年度に、「教育実習」と「教育実習指導」を履修する必要がありますが、履修するためには前年度中に修得しておかなければならない科目、単位(履修要件)があります。
各学科、免許状毎に必要な履修要件は、各入学年度の「教育職員養成課程に関する規程」を参照してください。

教育実習スケジュール

実習前年度
4月 3月〜7月 4月〜9月
実習前年度 一次選考 二次選考(三次試験) 合格発表
  • 資格登録年度始めの履修登録時に、取得したい資格を登録する。
  • 内諾オリエンテーション校種ごとに実施されるオリエンテーションに出席する。
  • 内諾依頼実習先の学校園から内諾をいただく。(自治体により内諾依頼の方法が異なります。)
実習年度
4月 3月・4月 5月〜12月
実習年度 履修登録 直前オリエンテーション 教育実習
  • 履修登録「教育実習」と「教育実習指導」を履修登録する。
  • 直前オリエンテーション校種ごとに実施されるオリエンテーションに出席し、教育実習に必要な書類等を受け取る。
  • 教育実習承諾をいただいた学校園で教育実習を行う。

教育実習中の通学定期についてはこちら

介護等の体験

小学校・中学校の免許状を取得するには「介護等の体験(福祉施設等5日間・支援学校2日間、合計7日間)」が義務付けられています。体験後に発行される証明書は、教員免許状の申請時に必要です。特別支援学校の免許取得予定者、保育士課程履修者(条件あり)等、体験が免除される場合もあります。詳細については教職支援課に問い合わせてください。

介護等の体験の流れ
1 履修登録
2 大阪府社会福祉協議会へ申込
(大学から一括申込)
支援学校へ申込
(大学から一括申込)
3 体験先・期間決定 体験先・期間決定
4 オリエンテーション②③受講 オリエンテーション④⑤受講
5 施設体験(5日間) 支援学校体験(2日間)

※感染症拡大状況等により、介護等の体験を代替措置とする場合があります。

※オリエンテーションの日程等の詳細は、都度メール等でお知らせしますので、見落としのないように注意してください。

※必ず4回生の後期中に体験が終了するように申し込んでください。