教育学部教育学科

特任教授

大倉 孝昭

オオクラ タカアキ

反転授業を受講するためには、事前学修によって「できない」「判らない」ことを絞り込んでおくことが前提です。野球などでも、事前にルールを学び、体力づくりをしてから参加します。事前学修なしで反転授業に参加すると、「判らない、面白くない」という状態に陥ります。これを解決するため、事前学修の成果物をオンラインで評価し、フィードバックを返すことで、自ら能動的に事前学修するための基盤の開発・運用を進めています。

学歴・経歴

専攻分野 教育工学
研究課題 反転授業支援のためのオンライン・ジャッジAPIの研究
研究キーワード Web-API, eラーニング, 自然言語処理
最終学歴 総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程
学位 博士(学術)
所属学会 教育工学会、教育システム情報学会

2023年度授業担当科目

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2023年度オフィスアワー

月(【前期】13:25~14:55、【後期】15:10~16:40)・火(【通年】15:10~16:40、【前期】11:15~12:45)

研究活動(2019年度~現在)

  • 論文
    • 大学改革を促す「メリハリある配分」と事業評価方針の変遷 教育財政研究 第50号 pp.103-107 2023/03
  • 主な学会発表
    • 反転授業への学修動機付けを促進するオンラインジャッジシステム 教育システム情報学会東海支部2022年12月度研究会・日本リメディアル教育学会東海・北陸支部2022年度大会 教育システム情報学会 2022/12/17 単独
    • 反転授業への積極性とアセスメントテストの関連 MJIR2022 大学情報・機関調査研究会 2022/11/11 共著,査読有【DOI】https://doi.org/10.50956/mjir.11.0_62_10
    • AIを活用した レポート評価支援ツールの開発と運用上の効果について 第44回大学教育学会 大学教育学会 2022/06/05 共同発表
    • 個別学修支援体制の構築に向けた取組 --学修者類型の比較 MJIR2021 大学情報・機関調査研究会 2021/11/13 共著,査読有【DOI】https://doi.org/10.50956/mjir.10.0_48_11
    • 新型コロナウイルス感染症対策として導入した検温・体調申告システムのデータとIRデータの関係 MJIR2020 大学情報・機関調査研究会 2020/11/15 査読有
  • 科研費その他の補助金
    • 基盤研究(C) 情報科教員のための研修用eラーニングと授業支援教材の開発 2016~2018
    • 挑戦的萌芽研究 英語力段階による英語映画視聴時の注視領域分析と上級者視聴モデルの構築 2015~2018
    • 基盤研究(B) 聴覚障害学生の視線特性分析に基づいた利用者中心の字幕開発 2013~2016
    • 基盤研究(C) 情報科教育推進のためのeラーニング教材と教員支援システムの開発 2013~2015
    • 基盤研究(C) 高校情報科教員のための授業評価システムとeラーニング教材の開発 2010~2012
    • 基盤研究(B) eラーニングコースとして提供するDVD映画を用いたWeb-CALLシステムの研究 2009~2011
    • 基盤研究(B) 高等教育における多様な学生への学習支援とICTの双方向型高度利用の研究 2007~2009
    • 基盤研究(C) e-ラーニングを用いた高校教科「情報」担当教員の授業スキルアップ 2007~2008
    • 基盤研究(C) 異文化DVD教材を用いたCALLシステムによる児童英語教育の実践 2006~2007
    • 基盤研究(C) 高等学校教科「情報」教員のためのリカレント教育用e-Learning教材の開発 2006~2007
    • 基盤研究(C) 情報保障用字幕付き授業アーカイブ作成時の音声認識ツールとPC要約筆記の性能比較 2005~2006
    • 萌芽研究 市販のDVD映画を発信型学習教材とする「いつでもどこでもCALL」の研究 2004~2005
    • 基盤研究(B) 高等教育における障害者の学習支援の組織化とSCSの高度利用の研究 2004~2006
    • 基盤研究(B) 国際ネットワークを重視した小中高一貫英語教育システムの構築-国語力強化と連携して 2004~2007
    • 基盤研究(C) DVD映画を用いたCALLシステムによる看護学生のための英語教育手法の研究 2004~2005
    • 基盤研究(C) 情報教育のための統合ディジタル教材の開発 2003~2004
  • その他の研究活動
    • 検温・体調申告システムの開発 大阪大谷大学 2020/08 コロナ禍への組織的な対策として実施した。
    • 関西教育行政学会年次大会シンポジウム・シンポジスト 関西教育行政学会 2022/12

学内活動(2019年度~現在)

  • 大学の管理・運営に関する活動
    • 副学長(IR担当)(H31.4~R3.3)
    • 教育・学修支援センター長(H31.4~R3.3)
    • 学長補佐(H29.4~H31.3)
  • その他の学内活動
    • IR委員会 委員長(H29.4~R3.3)

社会貢献活動(2019年度~現在)

  • 日本学術振興会 科研費審査員 審査意見書作成者 基盤研究(S) (2019)

受賞歴

  • 優秀実践賞 第8回全国大会 日本情報科教育学会 2015年10月3日
  • 優秀研究賞 第7回全国大会 日本情報科教育学会 2014年10月25日
  • Best Software System Award, Web Based Education 2009, 15-20.Mar.2009
  • 研究奨励賞 第33回全国大会 教育システム情報学会 2008年9月3-5日
  • 奨励賞 ICT利用による教育改善研究発表会 私立大学情報教育協会 2001年7月7日