薬学部からのお知らせ

<第33回 大阪大谷大学薬学部地域連携学術交流会>を開催 5/13(土)

イベント

5月13日(土)に本学博物館2階にて、第33回大阪大谷大学薬学部地域連携学術交流会を開催しました。今回の学術交流会では、薬局や病院での実務実習を経験した6回生による実習内容報告会が行われました。さらに、昨年から開講された「薬剤師のための実践的薬物治療講座(全8回)」の第3回目が行われました。当日は、多くの方に参加いただいたお蔭で、会場は満員となりました。また、薬剤師として活躍する本学の卒業生も参加し、勉強に取り組まれていました。

●6回生による実務実習報告会

実習で経験した薬剤師の業務内容や、実際に治療に関わった疾患等について一枚のポスターにまとめて、発表しています。演者の学生さんは、非常に詳しく勉強されており、聴衆者の質問にも、しっかり答えることができていました。また、下級生も聴衆者として参加し、先輩達の発表を熱心に聞いていました。

●薬剤師のための実践的薬物治療講座 ----第3回・心疾患------

第3回目となる今回は、心疾患をテーマに取り上げており、下記の2講演が行われました。また、講演の最後には、本学の池田賢二先生による「第1回薬剤師生涯学習達成度確認試験傾向と対策講座」が行われ、薬剤師となった後に必要となる勉強についての情報をご提供いただきました。











▽講演1:「心疾患における薬物療法の実際」

 大阪大学薬学研究科医療薬学分野教授 上島悦子先生

 上島先生のご講演では、日本での心疾患の発生状況や、心疾患の引き金となる高血圧症の薬物療法や、不整脈や狭心症の治療に使用される薬物についてご教授いただきました。

▽講演2:「心不全の病態と薬物治療」

 大阪薬科大学薬学部教授・循環器専門医 林 哲也先生

 林先生のご講演では心不全の最新の治療戦略についてご教授いただきました。また、心エコーの動画を用いて、心不全における心臓の状態を詳細にご説明いただきました。