学校教育専攻(2024年4月より「初等中等教育専攻」に名称変更)

  • 小学校教諭コース
  • 中学校・高等学校英語科教諭コース
  • 中学校・高等学校国語科教諭コース

最新の教育に対応できる先生に!

どんな先生が印象に残っていますか?「おもしろい授業」や「楽しいクラスづくり」のできる先生は好印象ですよね。大阪大谷大学の教育学部では、「授業力」、「クラスづくり」、「ICT活用」を身に付け、子どもに寄り添い信頼され、生き生きと活躍できる先生になるヒケツを学びます。

1年次からの少人数制のゼミナールで、友達や先生と温かい人間関係を築きます。2年次からは3コースに分かれ教科指導の専門性を磨きます。教員試験対策では個別指導を取り入れ、充実したサポート体制があり、多くの合格者を出しています(教職教育センターHPへ)

特色(教員メッセージ)

「授業力」

おもしろくてわかりやすい授業ができる先生になるには授業力が必要です。授業の進め方や黒板の使い方、子どもへの問いかけや教材の準備など、子どもの興味を引き出す授業を作るために必要なことを一緒に考えましょう。

「クラスづくり」

子どもたちが学校に行きたくなる学級づくりには、担任の役割が大きく、子どもたちとの信頼関係を築くことが重要です。子どもたちの心を理解するために、学校カウンセリングの技術や、いじめ・不登校問題へのアプローチ法を学びます。

「ICT活用」

タブレット・コンピューターや電子黒板といったICT機器を活用する技術が自然と身に付く教育プログラムを準備しています。子どもたちが進んで学ぶ授業づくりを目指し、GIGAスクール構想に対応した先生になりましょう。

教育方針

児童・生徒の人間的成長に対する深い洞察力と共感的態度を基礎とする豊かな「人間性」をもつ教員を育てる。

教材研究を通して、各教科・領域の内容をわかりやすく指導できる「専門性」を身につけた教員を育てる。

授業研究を通して、児童・生徒に確かな学力をつけさせるための授業「実践力」を備えた教員を育てる。

いじめ・不登校・発達障害など、現代の学校が抱える諸課題の解決に貢献できる「対応力」のある教員を育てる。

コース紹介

学校が抱える教育課題に応じた専門性を身につけるための3コース

小学校教諭コース

子どもへの理解と信頼ある関わりのうえ、子どもたちにとって「分かる楽しい」授業を実践でき、学び続ける小学校の先生を目指します。

『授業実践特論(社会)』
社会科の授業において何をどのように指導すればよいのかを探究します。歴史的・地理的事象を通して現代の社会を理解・分析し、討論し合う授業、すなわち「歴史(地理・公民)を学ぶ社会科」ではなく、「歴史(地理・公民)で学ぶ社会科」の学習方法をみんなで考えていきます。
『授業実践特論(初等英語)』
小学校の現場で小学生に英語を指導する際に何をどのように教えていけばよいのかという指導技術を実践的に学ぶのが目的です。自らが子どもの立場に立ち、子どもの視線で様々な言語活動に参加し、ことばを学ぶ意義を考えていきます。

中学校・高等学校英語科教諭コース

英語の仕組みを深く理解することで英語を使いこなす感性を身に付け、さまざまな教授法を学ぶことで効果的な英語科授業を展開できる実践力を養います。

『中等教育実践特論(英語)』
ことばとしての英語や英語を支える文化・発想についても十分な知識をもち、生徒の知的好奇心を刺激し、自ら学ぶ意欲を引き出す技術を獲得します。また、生徒のあらゆる疑問・質問に対してわかりやすく丁寧に説明ができるスキル・姿勢を身につけ、授業を充実させる実践力を高めます。

中学校・高等学校国語科教諭コース

言葉や作品の背後にあるものの見方や文化を理解するとともに、言葉に関する感性と細やかな表現力を鍛え、模擬授業で授業実践力を育てます。

『中等教育実践特論(国語1・2)』
日本語に関する知識や現代文を、どのようにすれば、生徒がいきいきと学ぶことができるかを探究します。このような授業を作るには、生徒にどのような力を身につけさせるかという目標がはっきりしていること、教材に対するたしかな知識や分析・総合力を持っていることが必要です。が、それだけでは十分とは言えません。どのような工夫が必要でしょうか。討論しながらよりよい学習方法を考えます。