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歴史文化学科の学生が「博物館実習」(学外授業)で仏像調査に行ってきました。7/14(土)・7/15(日)

2018/08/10

この調査は、例年和泉市教育委員会と大阪大谷大学が共同で行っているもので、和泉市内の寺社等に伺って仏像等を拝見します。

今年も二日間にわたって、仏像や高僧像といった仏教彫刻作品10件の調査を実施しました。本学で美術史学特殊講義Aを担当されている吉原忠雄先生の指導の下、学生たちも実際に作品に触れ、移動やお身拭い、撮影補助、調書作成などを行いました。

はじめに全員で仏壇に向かって合掌し、しっかり挨拶をしてから、仏像を壇から降ろして順次調査していきます。

仏像の中には一木造りの非常に重量があるものもあり、複数人で協力して慎重に運びます。

学生たちは大変緊張していましたが、制作年代が古代・中世にさかのぼる仏像にじかに接することによって、作品が経てきた歴史の重みを肌に感じることができたのではないかと思います。

撮影に当たっては、仏像の正面、斜め前面、側面、背面と隈なく撮っていきます。学生は仏像の向きを変えたり、自立できない仏像を支えたり、バックの白布を持ったりと、撮影の補助を行いました。

写真撮影の際に、仏像を支えているところ

バックの白布を持っているところ

また、調書作成は、吉原先生が口述される知見を学生たちが調書に書き留めていくという形で進めましたが、この作業を通じて、仏像を観察するに当たってはどの部分に注目すべきか、実地に学ぶことができました。

このように調査を体験することによって、教室では決してすることができない、貴重な勉強の機会を得ることができました。

連日35度を超える猛暑の中での調査でしたが、誰も体調を崩すこともなく、また大きな事故もなく無事に調査を終えることができました。学生たちは集中を切らすことなく、熱心に調査に取り組んでおり、大変充実した二日間を過ごすことができたと思います。

調査を許可してくださったご所蔵の皆さま、和泉市教育委員会の皆さまには、本当にお世話になりました。

誠にありがとうございました。

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